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文人たちが愛した松本の奥座敷“浅間温泉”でリトリート。1300年以上湧き続ける名湯を楽しむ、ぶらり散策癒やし旅@長野県松本市

公開日:2023/12/08

[PR]浅間温泉旅館協同組合

城下町・長野県松本市の北東部に位置する”浅間温泉”。”松本の奥座敷”と呼ばれるこの地は、江戸時代には松本城のお殿様が通い、明治時代には与謝野晶子や竹久夢二など多くの文人に愛されてきました。
開湯から1300年以上の長い歴史を持ち、絶えることなく湧き続ける源泉は県内でもトップクラスの湯量を誇ります。無色透明のお湯は身体の芯からぽかぽかと温まるのはもちろん、肌がすべすべになる「美人の湯」としても評判。源泉の温度が高いため加温・加水の必要が少なく、かけ流しで楽しめる旅館や宿が多いのも特長です。
また、浅間温泉の魅力はその立地にもあります。松本城まで車で約10分ほどと城下町の散策も気軽に楽しめるほか、長野道松本ICや松本空港からもアクセスが良く、信州の観光拠点としても最適です。
今回は情緒あふれる温泉街の中でもおすすめの立ち寄りどころと、歴史ある湯処の魅力を満喫できる旅館や宿をご紹介します。


Index


レトロな建物が残る温泉街を散策
手紙舎 文箱OBENTO 六花宮田名産店ホットプラザ浅間&癒し処 風庵赤いピアノ
浅間温泉のイベント
ゆるりと癒やされる温泉旅館と宿(入口から順に)
東石川旅館菊之湯帰郷亭ゆもとや別亭一花目之湯旅館FAN!MATSUMOTO富士乃湯尾上の湯旅館梅の湯香蘭荘栄の湯旅館松本十帖onsen hotel OMOTO
アクセスはこちらから


レトロな建物が残る温泉街を散策


手紙舎 文箱

かわいらしい紙雑貨に心惹かれるレトロシックな雑貨&喫茶室

かつては銀行だった建物をリノベーションした、雑貨とカフェの複合店。「紙博」や「蚤市」などのイベントを主催するほか、東京都調布市で雑貨店やカフェを営む「手紙社」が手がけており、1階は紙雑貨中心の雑貨とカフェ、2階は手紙社のオリジナル包装紙がならぶ紙マルシェや、切手とポストカードのバイキングができるスペースが広がっています。ポストカードやレターセット、マスキングテープなど、全国各地のイラストレーターやデザイナーが手がけた個性豊かな商品がならぶほか、店内の一角には「はんこ押し放題」というユニークなスペースも!

写真右はイラストレーターユニット「ネクタイ」が手がける紙雑貨。手紙舎とのコラボ商品も多く、テキスタイルデザイナー「H/A/R/V/E/S/T」の真田緑さんとコラボした「松本みやげ」は、雷鳥やリンゴなど信州にちなんだデザインで、切手や買い物バッグ、ハンカチなどのグッズを展開。ポストカードは切手を貼って隣の「浅間温泉郵便局」から郵送できるほか、窓口で依頼すれば浅間温泉ならではの風景印を押してもらえます。旅の思い出にぜひ。

カフェでは手紙舎オリジナルブレンドをハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒーのほか、もちもちの生パスタにオーガニックケチャップが絡んだ、成城城田工房のソーセージがクセになる「手紙舎のナポリタン」や、季節によって内容が異なる「プリンアラモード」が味わえます。取材日は安曇野産の卵「おうはん」を使用したプリンに、ライムソルベと洋梨のコンポート、ブドウを合わせた一皿が登場。季節ごとにどんな「プリンアラモード」が登場するかワクワクしますね。

手紙舎 文箱(テガミシャ フバコ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・30・6
●電話
0263・87・2716
●営業時間
10時~16時30分(16時LO)
●定休日
火・水曜(祝日の場合営業、翌日休み)
●席数
18席
●駐車場
10台
●アクセス
長野道松本ICから車で約25分
●HP
https://www.instagram.com/tegamisha_fubako/



OBENTO 六花

お弁当箱にぎゅうぎゅうに詰められた色とりどりのおかずにワクワク

本格的な料理をお手頃価格でテイクアウトできるお弁当屋。店主親子が一つひとつ丁寧に手づくりする、温かみのある家庭的な味わいが楽しめます。一番人気の「六花わっぱ弁当」は、13~14種類のおかずがぎゅっと詰め込まれた華やかな一品。店主の故郷・筑北村産の野菜など旬の食材をはじめ、肉と魚がバランス良く取り入れられ、蓋を開けた瞬間、まるで宝箱を開けた時のようにときめいてしまいます。お弁当の内容は日替わり。午前中で売り切れてしまうこともあるので予約がおすすめです。

購入したお弁当はテイクアウトはもちろん、店内のイートインスペースでいただくこともできます。カフェメニューも充実しており、コーヒーやクリームソーダのほか、季節のパウンドケーキが味わえるドリンクセットもおすすめです。ぜひ気軽に足を運んでください。「松本の名物に」と意気込む、香ばしく炙ったいなり揚げにスダチの香りでアクセントをつけた「炙りいなり」も人気のメニュー。こちらは単品のほか、お弁当での販売もしています。

店舗は植木に囲まれた瓦屋根の和モダンな建物が目印です。店舗の近くには温泉があふれるスポットも!彩り豊かなお弁当は散策のお供はもちろん、ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。浅間温泉の観光だけでなく、「六花」のお弁当を求めて旅館に宿泊する人もいるそうです。日替わりで提供するお弁当の内容は日々Instagramで発信しているので、気になる人はチェックしてみてください。

OBENTO 六花(オベントウ リッカ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・28・20
●電話
050・8883・6088
●営業時間
11時~19時 ※売り切れ次第閉店
●定休日
不定休
●席数
18席
●駐車場
6台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://www.rikka.store/



宮田名産店

永六輔さんデザイン!浅間温泉の源泉を使った温泉まんじゅう

販売から約20年。「御菓子処 美月堂」時代から長年愛される、店主夫妻手づくりの「浅間温泉万頭」が名物の土産処です。生地には「金寿」というそば粉と浅間温泉の源泉を使用。ふんわりと柔らかな触感で、試行錯誤のうえ辿り着いた上等な餡が舌の上でスッと溶けていきます。茶色は定番の黒糖まんじゅう。白いまんじゅうは季節によって餡が替わり、秋~1月頃にかけては栗餡、2~4月頃はさくら餡、5月頃からはうぐいす餡が登場。ミニサイズは近隣の旅館でお茶請けとして提供しているそうです。

パッケージはポップソング「上を向いて歩こう」などでおなじみの放送作家・作詞家の永六輔さんがデザイン。かつて神宮寺の「尋常浅間学校」に講師として訪れていた永六輔さんが浅間温泉の旅館に宿泊した際、女将さんがお茶請けとして「浅間温泉万頭」を出し、「訪れた人の印象に残るパッケージをデザインしてくれないか」と相談してくれたそう。パッケージだけでなくさまざまなものに使えるよう、ご好意でいくつものデザインを考えてくれました。原本は今でも店内に飾られています。

パンフレットや提灯、包装紙など、永六輔さんデザインのイラストは多くのものに活用されています。また、「浅間温泉万頭」は観光で立ち寄る人だけでなく、旅館に宿泊した人が「お茶請けと同じものをお土産に購入したい」と訪れることも多いそう。21時までに注文すれば、翌朝蒸かしたてのまんじゅうを旅館まで届けてくれます。このほか、松本の伝統手工芸品である「てまり」や「丸正醸造」の味噌、「市田柿ようかん」など、信州ならではの品々が購入できます。

宮田名産店(ミヤタメイサンテン)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・2・1
●電話
0263・46・2528
●営業時間
8時~18時
●定休日
水曜
●駐車場
なし
●アクセス
長野道松本ICから車で約25分



浅間温泉 ホットプラザ浅間&癒し処 風庵

浅間温泉の名湯を気軽に楽しめる立ち寄り湯で心身の疲れをほぐす

歴史ある浅間温泉を健康的に楽しめる日帰り温泉施設。一面ガラス窓の開放感あふれる大浴場や、花と緑に囲まれた風情ある露天風呂、血液の循環を良くし、美容や疲労回復にも効果があるドライサウナなどを備えています。毎日26トンもの源泉が供給され、泉質は無色透明の弱アルカリ性単純温泉。神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性などに効果があるといわれており、入口に設置された無料の足湯も施設内の浴槽と同じく源泉かけ流し。温泉街の散策ついでに気軽に立ち寄れるのも嬉しいですね。

深夜0時まで営業しており、市街地からもほど近いので、仕事帰りに利用できるのも地元民から愛されるポイント。湯上がり後は一階の休憩所や2階の和室座敷・寝ころび処でくつろいでください。館内に食事処はありませんが、食事は持ち込みOKのほか、近隣の飲食店から出前を取れるなど嬉しいサービスも。また、2階には和アジアンな雰囲気のボディケア施設「風庵」もあり、もみほぐしやリンパケアを中心に、一人ひとりの身体に合わせた施術をしてくれます。

40分以上のコースには「ホットプラザ浅間」の無料入浴券が付いてくるので、利用する場合は入浴券購入前に「風庵」を訪れてください。予約優先ですが、状況によってはすぐに施術が受けられる場合も。また、浅間温泉の旅館に宿泊する場合、各旅館のフロントで申し込めば出張マッサージにも対応してくれます。宿泊予約と合わせて申し込む人がいるほど人気のサービスだそう。施術専用のマットを持参してくれるので、部屋の布団を用意する手間もなく、ゆったりとくつろげます。

浅間温泉 ホットプラザ浅間(アサマオンセン ホットプラザアサマ)&癒し処 風庵(イヤシドコロ フウアン)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・16・3
●電話
ホットプラザ浅間:0263・46・6278
風庵:080・6380・8337(予約優先)
●営業時間
ホットプラザ浅間:10時~深0時(最終受付23時)
風庵:11時30分~21時30分最終受付
●定休日
火曜(祝日の場合翌日)
●料金
ホットプラザ浅間:大人680円、小・中学生360円、幼児無料
風庵:20分コース2,200円~、出張マッサージ40分4,500円~
●駐車場
45台
●アクセス
長野道松本ICから車で約30分
●HP
https://hotplaza.jp/



パブレストラン 赤いピアノ

地元で愛される憩いの場でノスタルジックな心地よさに浸る

1976年のオープン以来、地元の学生や卒業生をはじめ、浅間温泉の憩いの場として長年愛され続けるクラシカルな雰囲気のパブレストラン。店名の通り赤いピアノが飾られており、年に2回ほどジャズライブが開催されることも。ご主人が、かつて浅間温泉にあった「まるい豆腐店」の三男ということもあり、豆腐を活かしたメニューが味わえます。「メロンフィーズ」などのカクテルやウイスキーなどアルコールも豊富にそろうので、夕食はもちろん、カジュアルにお酒を楽しみたい時にもぴったりです。

写真左は松本市にある「田内屋」の豆腐を丸ごと一丁使った「豆腐ステーキ」。バターで炒めた後、昆布出汁や野菜の旨味を感じる自家製の和風ソースを絡めた、ヘルシーながら食べごたえのある一品です。同じく豆腐を使った料理では、潰した豆腐をチーズと混ぜ合わせ、貝のお皿に盛り付けてウォッカで火を点ける「ししりあん豆腐」も人気のメニュー。鶏胸肉を自家製のタレに漬けてじっくり味を染み込ませ、カラリと揚げた「とりのから揚げ」もお酒が進むおいしさです。

定番の「ミックスピザ」のほか、ピザ生地の上に練った豆腐とチーズを乗せて焼き上げた「豆腐ピザ」も同店ならではのメニュー。このほか、牛と豚の合い挽き肉に、飴色になるまで炒めたタマネギとデミグラスソースを混ぜて焼き上げた「ピアノ風ハンバーグ」や、ベーコンを巻いたハンバーグにホワイトソースを雪のようにかけた「コサック風ハンバーグ」など、誰もが好きな王道のおいしさの中にご主人の個性が光るメニューが楽しめます。マスター夫妻の温かなおもてなしも愛されるポイントです。

パブレストラン 赤いピアノ(パブレストラン アカイピアノ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・37・13
●電話
0263・46・3914
●営業時間
17時30分頃~深0時
●定休日
火・水曜
●席数
45席
●駐車場
2台
●アクセス
長野道松本ICから車で約25分


浅間温泉のイベント

浅間温泉では、一年を通してさまざまなイベントが開催されます。
2023年4月に第1回が開催され、ラーメン約6,000杯を販売するほどの活気あふれるイベントとなった「浅間温泉らあめん祭&音楽祭 麺武将 音武将」や、話題のキッチンカーが大集合するマルシェイベント「ASAMA KITCHEN」をはじめ、グルメイベントも充実!
毎年恒例の行事では、秋に収穫したばかりの国産のそば粉を使い、地元の自称「そば打ち名人」が自慢のそばを振る舞う「浅間温泉 新そば祭り」が毎年11月に開催されます。

また、浅間温泉の守護神社である御射神社に生活安泰・五穀豊穣を祈願し、むぎわらを束ねた「たいまつ」を50本ほど奉納する「たいまつ祭り」も秋の代表的なお祭り。日本の三大奇祭にも数えられ、温泉街の入口から御射神社までの道のりを火焔太鼓を先頭に練り歩く様は圧巻です。

このほか、8月には「浅間温泉夏祭り」や模擬店やミニコンサートがならぶ「浅間温泉夕市」。1月には毎年その年で一番早い暦上の庚申(かのえさる)の日に、だるまや縁起物のお店がならぶ庚申堂の「初庚申」など、伝統的な行事も。ぜひ温泉と合わせて楽しんでください。

ゆるりと癒やされる温泉旅館と宿


浅間温泉 蔵造りの宿 東石川旅館

なまこ壁に歴史を想う蔵造りの宿で、温もりと安らぎのひとときを

「東石川旅館」は、浅間温泉の入り口から比較的近い場所にあり、その佇まいは「蔵造り」と名の付く通り、蔵のなまこ壁が風情を感じさせる、純和風の温泉旅館です。自慢のお風呂は源泉かけ流しの湯で満たされ、24時間いつでも利用することができ、無料の貸切風呂も用意されています。和の雰囲気が心地よい客室は、人数によって広さが異なるのはもちろんですが、なかには庭園が見える客室も用意され、それぞれの趣きが楽しめます。

史実として残っている最も古い記録は日本書紀という、長い歴史に育まれた浅間温泉。その歴史ある温泉を100%天然で、24時間いつでも入浴できる自慢のお風呂。男女それぞれひとつずつ備える内湯と青石が敷かれた庭を眺めながら、ゆったりとした湯浴みが楽しめる露天風呂のほか、樹齢約350年の木曽ヒノキを使用した「源泉掛け流し貸切露天風呂(入浴時間45分・無料)」も、空いていればいつでも利用することができます。

和の面持ちで旅の疲れを癒やす客室は、8畳と10畳、和室大部屋など全12室を完備。旅の醍醐味のひとつでもある夕食は「プレミアム信州和牛の陶板焼き」をメインに、旬の食材を取り入れた小鉢や焼物、揚げ物といった豊富な品々がならび、明治5年創業の酒蔵の地酒「岩波」なども用意されます。朝食でも梓川の清冽な水で育った松本市産のコシヒカリをはじめとした地元食材が味わえ、朝夕ともに郷土色豊かな品ぞろえが楽しめます。

浅間温泉 蔵造りの宿 東石川旅館(アサマオンセン クラヅクリノヤド ヒガシイシカワリョカン)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・29・3
●電話
0263・46・1024
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
20台
●アクセス
長野道松本ICから車で約15分
●HP
https://www.higashiishikawa.co.jp/



浅間温泉 本棟造りの宿 菊之湯

本棟造りの趣のある館内。良質な懐石とおもてなしの宿

明治24年の創業以来、和風の宿屋らしさを大切に歩んできた旅館。ゆるい勾配の切妻屋根が特徴的で、三角屋根の先には大きな「すずめ踊り(脅し)」がついた松本平独特の「本棟造り」の外観と、館内には縦に横に交差する太い梁があり、木造りの温かみが感じられます。ロビーのオルゴールをはじめ、蔵に眠っていた屏風や松本のはかり、アンティークガラスなど、代々集めてきた美術品や工芸品も展示され、見て楽しむことができるのも魅力です。

浅間温泉は肌あたりの優しいアルカリ性単純温泉。菊之湯では入替制で「菊風呂」「紅風呂」とふたつのお風呂が楽しめます。写真左は菊をかたどったイタリア産大理石を湯船に浮かべた「菊風呂」。一方の「紅風呂」は露天風呂と内風呂を備え、それぞれから風情ある坪庭を眺めることができます。落ち着いた雰囲気の客室は様々なタイプの部屋があり、源泉掛け流しの内風呂付きの客室も用意されています。

食事は基本「お食事処」で提供され、四季折々の旬な味わいを真心込めて手づくり。夕食では信州産のほか、全国から仕入れた季節感あふれる厳選素材を使用した懐石料理が味わえます。「黒毛和牛ステーキ」や夏が旬の「岩魚塩焼き」、料理との組み合わせも楽しめる厳選地酒など、単品の追加オーダーにも対応。朝食は長野県産米のほか、信州みその味噌汁といった信州らしい温かみを感じる品ぞろえでもてなしてくれます。

浅間温泉 本棟造りの宿 菊之湯(アサマオンセン ホンムネヅクリノヤド キクノユ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・29・7
●電話
0263・46・2300
●営業時間
IN15時~18時、OUT~10時
●駐車場
20台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
http://www.kikunoyu.com/



浅間温泉 帰郷亭ゆもとや

何度も入れる無料貸切風呂など、6つの湯船で歴史ある名湯を満喫

創業は明治20(1887)年。2023年には創業から136年を迎えた老舗の湯宿です。飛鳥時代に開湯し、江戸時代には城の城主が通ったことから、松本の奥座敷として発展した浅間温泉の中心に位置。旅館の入り口には昭和初期まで使われていた古い看板が掲げられ、風情豊かな佇まいで出迎えてくれます。館内では1300年湧き続ける名湯を6つの浴槽で楽しめ、「帰郷亭」の名の通り、まるで故郷に帰ってきたような安らぎに包まれる滞在が叶います。

全部で22室ある客室は、木の温もりと畳の香りに包まれた純和風の雰囲気。そのうち踏込みもしくは広縁を備える10畳の客室は最大で5名までの利用が可能です。最大3名までの8畳の和室にも広縁が用意され、どちらもゆったりとくつろげます。夕食は信州の食材をふんだんに取り入れ、仕入れや季節、コースによって献立が変わる創作料理を提供。会席コースや信州牛陶板焼きコースなどから、お好みのコースを選んでください。

温泉の泉質は、浅間温泉ならではの肌がすべすべになると評判のアルカリ性単純温泉。刺激が少なく、肌に優しいことが特長です。浴場は、ふたつの内湯と雨の日も利用できる半露天風呂を備えた1階「湯殿 くつろぎ」。ヒノキが香る4階の「湯殿 やすらぎ」には内湯と露天風呂がひとつずつ。そして、天気の良い日には北アルプスの絶景も眺められる「6階 貸切風呂」など、全部で6種類のお風呂が用意されています。貸切風呂は先着順となりますが、無料で何度でも利用できます。

浅間温泉 帰郷亭ゆもとや(アサマオンセン キキョウテイユモトヤ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・29・15
●電話
0263・46・0250
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
25台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://hot-yumotoya.co.jp/



信州松本・浅間温泉 別亭一花

全館畳敷きでリラックス。きめ細やかなおもてなしに浸る温泉旅館

「真心」「謙虚」「感謝」、この三つの心を大切にし、日々隅々まで行き届いたおもてなしを心掛ける温泉旅館。旬の食材を取り入れた、個室の食事処で味わう自慢の料理も、そんなきめ細やかなおもてなしのひとつ。手間暇を惜しむことなく、一品一品にこだわりとおいしさを求めながら、磨き抜かれた板前たちが腕を振るいます。地元の名水で仕込んだ信州ワインや地酒も用意されているので、料理に合わせて味わうのもおすすめです。※写真はイメージ

大浴場からは男女ともに中庭が眺められ、四季の移ろいを感じながらゆったりと浸かることができます。さらに、館内3階にはふたつの「貸切風呂」があり、ヒノキ風呂、大理石風呂とそれぞれ異なる趣が楽しめるだけでなく、浅間温泉の湯を源泉掛け流しで楽しめる露天風呂も完備されています(有料・要予約)。入浴の際に使用するバスタオルは大浴場に用意。滞在中は入浴のたびに新しいタオルを利用できるのもうれしいですね。

館内はエレベーターも含めてすべて畳敷き。段差も少なく自宅でくつろぐようにリラックスできます。ロビーではウェルカムドリンクのサービスも。全10室ある客室は定員4名までの和室と、定員2名までのベッド付きの和室の2タイプ。それぞれの部屋に信州の花や草木の名前が付けられ、風景と合わせた切り絵が飾られています。さらに、部屋には信州安曇野の天然水が置かれ、女性には可愛らしい彩りの「色浴衣」を用意しているなど、おもてなしの数々が旅により一層の特別感を与えてくれます。

信州松本・浅間温泉 別亭一花(シンシュウマツモト アサマオンセン ベッテイイッカ)
●住所
長野県松本市浅間温泉2・4・9
●電話
0263・46・2070
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
15台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
http://www.bettei-ikka.com/



浅間温泉 源泉掛け流しの湯宿 目之湯旅館 紫山楼

養蚕業時代の名残をとどめる風情と、郷土色豊かな食事を堪能

養蚕業を営んでいた江戸時代に建てられ、240年の歴史を刻んできた木造建築の建物を利用した温泉旅館。木の艶などの経年変化が美しく、味わい深さもひとしお。母屋から向かって左手には養蚕業を営んでいた時の名残から3つの古い土蔵がならび、玄関を入ってすぐの場所には、建築当時から建物を支えてきた大黒柱の堂々とした姿が目に留まります。このほかにも小さな段差がある「坂廊下」と呼ばれる昔造りの階段など、随所に風情が感じられます。

湧き出る源泉には眼洗薬として知られるホウ酸が含まれ、そこから生まれた言い伝えにより「目之湯」と呼ばれています。浴槽は自然倒木した樹齢2000年以上のヒノキから造られた「古代ひのき風呂」。内湯、そして秋は紅葉も美しい露天風呂ともに、加温・加水など一切手を加えていない源泉かけ流しの天然温泉が楽しめます。良質な温泉で疲れを取った後は、昔ながらの純和風の客室でゆっくりと。部屋によっては、春は窓からしだれ桜が臨めるそうです。

食事は信州生まれの女将が山菜、信州牛、信州サーモンなど、長野県産の食材をふんだんに取り入れた郷土色豊かな手料理を提供。また、ご主人の打つ手打ち蕎麦も評判で、そば粉には雑味のない洗練された風味が特長の蓼科高原産最上級丸抜き粉を、蕎麦打ち水や茹で湯は源泉から湧く温泉水を使用しています。利尻昆布と本鰹の厚削りで出汁をとり、地元産の醤油とみりんで仕上げたそばつゆも「目之湯旅館」ならではの味わい。本わさびとともに、打ちたての香り豊かな蕎麦を味わってください。

浅間温泉 源泉掛け流しの湯宿 目之湯旅館 紫山楼(アサマオンセン ゲンセンカケナガシノユヤド メノユリョカン シザンソウ)
●住所
長野県松本市浅間温泉1・37・5
●電話
0263・46・0255
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
20台
●アクセス
長野道松本ICから車で約25分
●HP
http://www.menoyu.jp/



FAN!MATSUMOTO

日本の伝統を独自にアレンジした、新感覚のハイカラホステル

「松本のファン、松本を楽しむのFUN」。そんな想いを込めて2018年7月にオープンした、古いのに新しい新感覚ホステル。明治、大正、昭和と歴史を刻んできた浅間温泉のノスタルジックな趣と、そんな浅間温泉とともに歩んできた「よしの湯」の歴史の上に「FAN!MATSUMOTO」は在ります。日本に近代文化が花開いた明治の「ハイカラ」をテーマとし、歴史ある浅間温泉の湯をタイル張りのレトロな浴槽に浸かりながら、かけ流しで楽しめます。

ハイカラさんが流行し、新しい文化の芽生えに人々が活気づいていた時代から、多国籍交流の現代までの長い歴史を「ハイカラ」をテーマにデザインした館内。カラフルかつモダンな印象の客室は、旅の疲れを大きなベッドが癒やすこだわりの「和室ツインベッドルーム」のほか、ビビットなアクセントウォールが映えるロマンただよう「リニューアル和室」、「秘密基地みたい!」とお子さまにも大人気の「二段ベッド入り和室」などがそろいます。

風情ある囲炉裏を囲み、炉端でいただく食事。夕食は明治32年創業の馬肉専門店の味を提供する「馬肉バル 新三よし」で、馬肉料理のほか、地場食材を使った串焼きや一品料理などが味わえます。一方朝食は「ハイカラ朝食」と名付け、「日本の伝統+西洋の文化・流行を加える」新しさを表現。松本ならではの伝統和食に厳選された地元食材を豊富に取り入れ、さらに洋食をプラスするなど、オリジナリティあふれる品々が楽しめます。

FAN!MATSUMOTO(ファンマツモト)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・14・19
●電話
0263・46・0366
●営業時間
IN16時~、OUT~10時
●駐車場
10台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
http://fan-matsumoto.com/



四季彩々の隠れ宿 富士乃湯

古来からの伝統とおもてなしの心。温泉と思いやりに心温まる老舗宿

旅館の創業は天保年間(1832年)、現当主で20代目を数える歴史ある温泉宿です。長い歴史の重みを感じる趣ある佇まいだけでなく、伝統の中で大切に培われてきた「おもてなしの心」が、旅人たちの疲れを癒やしてくれると評判。また、館内には松本城主と縁が深かった先祖から代々伝わる美術工芸品や古文書などが配され、現存する松本城の古地図で最古のものといわれている「松本城図」など、貴重な品々を見ることができます。

客室は、いずれも趣向を凝らした純和室。床の間には地元ゆかりの書が掛けられ、女将が生けた季節ごとの花に心癒やされます。2020年にリニューアルした特別室「りんどう」「すずらん」「こまくさ」は、源泉かけ流しの半露天風呂付き。大きな窓を開ければ露天風呂風に、閉めれば内風呂として利用することができます。このほかにも信州の名峰の名がついた本館和室では、昔ながらの温泉旅館の風情を感じながら、家族や友人との滞在が楽しめます。

「芙蓉」と「夕映え」、ふたつの大浴場は、日本庭園で四季折々の移ろいを感じながら広々とした湯船に浸り、ゆったりとくつろげます。また、「空き」の掲示時に利用できる貸切風呂「富士」は、昭和初期のレトロなタイルと畳敷きという優しい風情が特長。食事は「プライベートな空間で味わってほしい」と部屋出しにこだわり、信州ならではの素材を活かした彩り豊かな会席料理を、色とりどりの器に盛り付けて提供してくれます。きき酒師が厳選した地酒と合わせて味わってください。

四季彩々の隠れ宿 富士乃湯(シキサイサイノカクレヤド フジノユ)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・13・5
●電話
0263・46・1516
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
20台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://fujinoyu.com/



信州松本 浅間温泉 尾上の湯旅館

料理と100%かけ流しの湯が自慢。大正ロマン漂う本格日本建築の宿

古き良き時代の面影が残る建物は大正時代の本格日本建築で、どこか懐かしい雰囲気が漂います。館内の一部には、現在では珍しい波うちガラスなどのアンティークガラスもあり、大正・昭和のレトロな風合いを間近で見られることも楽しみのひとつです。また、テレビドラマ「白線流し」では柊冬美の実家としても登場。館内には実際の台本など貴重な資料が残され、今でもドラマファンが訪れることがあるそうです。

玄関から続く通路は木の温もりが感じられ、白壁との調和した趣ある空間。温泉はふたつの大浴場が用意され、宿泊した日の男女の人数によって入れ替わります。湯口や湯船に浮遊している白いかたまりは「湯の花」と呼ばれ、「本物の温泉の証」とも言われるそう。「尾上の湯旅館」の湯船にはたくさんの湯の花が浮いていることから、より濃い温泉が堪能できると評判です。そんな良質な天然温泉を源泉掛け流しで楽しんでください。

客室は全部で7室。広さは8畳から二間続きの16畳までと、幅広く用意されています。いずれも落ち着いた雰囲気の和室で、冬季にはコタツも設置。ゆったりとくつろげます。また、個室の食事処でいただける夕食は、ご主人がこだわりを持って手作りしているという会席料理を提供。地元で採れた旬の食材がふんだんに用いられ、メイン料理も季節によって変化するなど、味はもちろんのこと、見た目にも四季を感じることができます。

信州松本 浅間温泉 尾上の湯旅館(シンシュウマツモト アサマオンセン オノウエノユリョカン)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・4・18
●電話
0263・46・0567
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
10台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
http://www.onouenoyu.co.jp/



信州松本・浅間温泉 梅の湯

信州の旬をつめ込んだ懐石料理と浅間温泉の名湯を旅の思い出に

「梅の湯」と書かれた趣ある看板がお出迎え。やわらかな雰囲気に包まれた、昔ながらの温泉宿。松本城や松本の市街地からのアクセスも良いことから、観光はもちろん、ビジネスで訪れたついでにゆっくりと浅間温泉を楽しみたいという人にもおすすめの宿です。夕食では四季折々の旬の素材を活かした、信州会席料理を提供。そばや山菜といった信州の地の物をふんだんに取り入れた、松本の味を楽しめる品々が魅力です。

平成5年に松本市から「都市景観賞」を受賞した数寄屋造りの外観は、浅間温泉の情緒とも調和した趣ある佇まいが特長です。お風呂は「男梅の湯」「女梅の湯」と男女それぞれに大浴場が用意され、24時間いつでも、何度でも入浴することができます。泉質は四大美人泉質のひとつに数えられる「弱アルカリ性単純温泉」。1000年以上絶えることなく湧き出ている浅間の湯を源泉100%、かけ流しで楽しむ贅沢な湯浴みが堪能できます。

客室は、落ち着いた純和風のしつらえが心地よい8畳~11畳の和室のほか、「温泉旅館には泊まりたいけど、和室よりも洋室の方がいい」という人のために用意した洋室を含む全21室。2023年2月にリニューアルした洋室は、これまで和室だった4部屋をベッドやトイレ、温泉が利用できるバスルームなど室内設備すべてをリニューアルしたツインルーム。Wi-Fiはもちろん、LANケーブルも完備され、ビジネスでの利用にも最適です。

信州松本・浅間温泉 梅の湯(シンシュウマツモト アサマオンセン ウメノユ)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・4・16
●電話
0263・46・0345
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
30台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://www.umenoyu.com/



浅間温泉 香蘭荘

多くの文人たちに愛された、ペット同伴の宿泊も可能な老舗の温泉宿

約1300年の歴史を誇る浅間温泉の一角にある小さな温泉宿。開業から150年余りと歴史は古く、かつては「香蘭荘」の主人で詩人、初代本郷村公選村長でもあった高橋玄一郎をはじめ、堀口大學や堀田善衛、丸木マスなど多くの文人たちに愛されてきた老舗です。また、ペットと同伴できることも特長で、追加料金なしで宿泊することができます。温泉旅行に出かけたいけど、ペットも一緒が良い、留守番をさせるのは忍びない…という人にぴったりですね。

自慢の温泉は、現在浅間温泉にある7つの源泉のうち「大下源泉」という源泉を引き、加温・加水なしの源泉100%の湯が堪能できます。また、玄関先に湧き出している「傷の湯源泉」は浸かると傷の治りが早いとされており、湯量の少ない貴重な源泉。いずれも香蘭荘だけの独自源泉です。食事は自家栽培の野菜を使うなど地元産の新鮮な食材にこだわり、女将自ら腕を振るった品々を提供。信州ならではの食材の魅力に触れられます。

客室は夫婦やカップルでの旅行に最適な「やすらぎ」や、ファミリーなど4~6人で利用できる「くつろぎ」、特別室「蘭」など広さの異なる部屋が用意され、利用シーンに合わせて選ぶことができます。また、ペットと一緒に宿泊できる客室「くつろぎ」は4名まで利用でき、家族旅行にもぴったり。館内で過ごす時間はもちろん、風情ある浅間温泉の街並みを散策して、大切なペットとの思い出をつくるのもおすすめです。

浅間温泉 香蘭荘(アサマオンセン コウランソウ)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・4・15
●電話
0263・46・1014
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
10台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://kouransou.com/



信州浅間温泉 かけ流し温泉の宿 栄の湯旅館

天然温泉とノスタルジックな館内で心落ち着くひとときを

ゆるやかな坂をのぼった先、温泉街の高台にある「栄の湯旅館」。赤と黒のコントラストが美しい外観が目印で、古き良き昭和の時代を思わせるレトロな佇まいが特長です。館内はロビーをはじめ、どこか懐かしい雰囲気が漂い、ほっとするような心地よさが日々の喧騒を忘れさせてくれます。源泉かけ流しの天然温泉に浸かったり、一品ずつ丁寧に手作りされた料理に舌つづみを打ったりと、ゆったりとした時間を過ごしてください。

大浴場の床や壁、浴槽には色とりどりのタイルが張られ、昭和レトロ好きには堪らない空間が広がっています。湯船には旅館の前にある温泉分湯場から配湯された天然かけ流しの温泉が365日注ぎ込み、浅間温泉ならではの美肌の湯が身体を芯から温めてくれます。そして、畳敷の和室でいただく夕食は、信州名物・馬刺しや信州サーモン、信濃ユキマスなど、厳選した季節の地の物がならび、品数も豊富。味わいだけでなく、その彩りの美しさから目でも楽しめます。

客室は8畳から13畳までの広さの異なる和室を用意。和の趣きが心地よい雰囲気のなか、窓際のソファに腰掛け、窓外にゆれる緑を眺めたり、大浴場の湯船に浸かった後にゆったりくついだりと、思い思いに過ごしてください。また、家族やカップルで訪れ、客室はもちろん、温泉もよりプライベートに楽しみたいという人は、大浴場と同じ天然温泉を湛えた貸切風呂も用意されているので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

信州浅間温泉 かけ流し温泉の宿 栄の湯旅館(シンシュウアサマオンセン カケナガシオンセンノヤド サカエノユリョカン)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・4・12
●電話
0263・46・1031
●営業時間
IN15時~(最終21時)、OUT~10時
●駐車場
約9台 ※車のサイズによって変動あり
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://sakaenoyu.com/



松本十帖

宿泊者も日帰り利用の人も気軽に利用できるライフスタイルホテル

貞享3(1686)年創業の旅館「小柳」をリノベーションして生まれ変わった「松本十帖」。老舗旅館の歴史を繋ぐ「小柳」と、1階にブックストアがある「松本本箱」。このふたつの温泉宿のほか、日帰りでも気軽に立ち寄れる施設を併せ持つライフスタイルホテルです。写真は「豊かな知と出会う」をコンセプトにしたブックホテル「松本本箱」。源泉かけ流しの露天風呂が全室に完備されているほか、隙のない緊張感のあるデザインが特長です。

ふたつのホテルのうち、「ベビー&キッズ ウェルカム」を掲げる「小柳」。全室に源泉かけ流しの露天風呂が付き、壁面は珪藻土仕上げ。カウンターやフローリングには天然木をふんだんに使い、家具はウェグナーやフィンユールなどの名作家具を設置するなど、内装には温もりとこだわりが満載です。また、「ベビーウェルカム」「キッズウェルカム」ルームには、ベビー&キッズ用品のほか、知育おもちゃや電子レンジなども設置されています。

1万冊以上の本を取りそろえる「ブックストア 松本本箱」は、日帰りでの利用も可能です。写真の「オトナ本箱」では、大浴場の浴槽や、脱衣所だった場所に設けられた半個室スペースで本を片手に読書に浸ることができます。また、ホテル「小柳」内には「生活を彩る雑貨や食品」がコンセプトのセレクトショップも。上質な暮らしのための器や日用雑貨、食品をはじめ、信州のお土産や「松本十帖」のオリジナル商品もならびます。

松本十帖(マツモトジュウジョウ)
●住所
長野県松本市浅間温泉
●電話
0570・001・810(11時~17時)
●営業時間
IN15時~22時、OUT~11時
●駐車場
「おやきと、コーヒー」横に宿泊者専用駐車場あり
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://matsumotojujo.com



onsen hotel OMOTO

見晴らしのいい高台に位置する、眺望も自慢の老舗温泉宿

創業は大正8年と古く、北アルプスの雄姿や松本市街を望む大浴場や客室など、豊かな眺望とともに優雅なステイが楽しめる老舗の宿。自慢の大浴場は7、8階にあり、槍ヶ岳や穂高岳など3,000メートルを超える山々が連なる北アルプスを眺めることができます。広々とした湯船を満たす「浅間の湯」は美肌効果が高く、身体の芯まで温まると評判。8階大浴場には鉄平石を敷きつめた肌触りの良い岩風呂仕様の露天風呂も用意されています。

2023年4月にオープンした展望サウナは、壁や床のほか、水風呂の縁やベンチにもヒノキの天然木が使われ、心地よい空間が広がります。また、西側の北アルプスを主役とした見事なランドスケープにより、抜群の開放感が味わえることも魅力。場所は7階大浴場から繋がる屋上にあり、セルフロウリュが可能なフィンランド式サウナと温度管理された水風呂、 展望デッキも完備されています。宿泊料金内で利用できるのもうれしいポイントです。

客室は露天風呂付きの和室や、低いベッドを備えた和洋室、大人数でも利用できる広い和室、洋室など、さまざまな利用シーンに合わせて選べます。夕食は松本観光を満喫してほしいという想いから、館内での提供は行っていません。宿から徒歩1分の日帰りの湯「湯々庵 枇杷の湯」館内にある「草創庵」など、ぜひ松本市内の名店で味わってください。朝食には旬や地元の食材にこだわった手作りのお弁当が用意され、お子さま用のメニューもそろいます。

onsen hotel OMOTO(オンセンホテル オモト)
●住所
長野県松本市浅間温泉3・13・10
●電話
0263・46・2385
●営業時間
IN15時~、OUT~10時
●駐車場
14台
●アクセス
長野道松本ICから車で約20分
●HP
https://www.omoto.co.jp/

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