編集レポ
・コラム

お店と
スポット

イベント

おでかけ
スポット

新店

NEWS

ビューティー
&ヘルス

Kids
Komachi

LIFE

グルメ

ラーメン

TOP > 編集レポート・コラム

TOP > お店とスポット

TOP > NewOpen 新店

信州が誇る国宝松本城と旧開智学校をつなぐ複合施設「タカノバ」が9/16オープン!シェアカフェ&バーやクラフト雑貨・土産まで@長野県松本市

公開日:2023/09/25

松本市が誇る国宝松本城天守・旧開智学校。この2つをつなぐ拠点となり、カフェや雑貨販売、イベントを行うまちなかの複合施設「タカノバ」が2023年9月16日オープン!
施設内には曜日別でお店が変わるシェアキッチン「タカノバキッチン」、松本城やタカノバ限定のお土産が買える「タカノバマート」、地元の工芸作家による作品がそろう「タカノバクラフト」などの店舗があります。今後、イベントも随時行う予定だそう!

9月16日に行われたオープニングイベントに参加してきました!「タカノバ」オープンに至る経緯や施設内の店舗について、週替りのシェアキッチン「タカノバキッチン」を中心にご紹介します。


〈INDEX〉
9/16(土)オープニングイベントの様子
曜日別に変わるシェアキッチン「タカノバキッチン」
松本のタカノバ限定土産・工芸作品がならぶ「タカノバマート・クラフト」



9/16(土)オープニングイベントの様子

「タカノバ」は、松本城を中心とする“三の丸”と呼ばれるエリアで行政と民間が共に進める6つのプロジェクト〈松本城三の丸エリアプラットホーム〉の中の1つ、〈松本国宝の架け橋プロジェクト〉により実現しました。

オープニングイベントでは松本市副市長や〈松本城三の丸エリアプラットホーム〉運営委員、〈松本国宝の架け橋プロジェクト〉実行委員長が出席。松本市副市長の嵯峨宏一さんは「地域の方々とこの場所で相互に盛り上がっていけるような環境づくりをしていきたい」とタカノバを通したこれからの松本市について話されていました。



施設内の店舗をご紹介!

“誰かに語りたくなる暮らし”をテーマに、ふらっと立ち寄って松本について知り、気軽に誰かと語り合える場所を提供する「タカノバ」の常設店舗をご紹介します。


曜日別に変わるシェアキッチン「タカノバキッチン」

シェアキッチンは、曜日によって出店者が変わり、カウンターにて料理やドリンクを注文するスタイル。コンテナ内のカウンター席や、広場のテラス席で食べることができます。

夜のテラス席は昼間と雰囲気が異なり、秘密基地のような特別感があります。ディナーやちょい飲みにぴったり!


◆土・日曜に共同で営業予定の「Thumbs up(サムズアップ)」と「BEER-TAP HONMACHI(ビアタップ ほんまち)」

「ルーローちまき」600円、「信州クラフト生ビール」800円。どちらも実店舗を持つお店ですがオーナーさん同士の仲がよく、それぞれの理由で一緒に営業をすることとなりました。

「Thumbs up(サムズアップ)」の「ルーローちまき」は「タカノバキッチン」のオリジナルメニュー。普段お店ではルーロー飯やスパイスカレーを提供しています。オーナーの大野さんはお店では出さない新しいメニューをシェアキッチンでチャレンジしたい!と考え、シェアキッチンに参加しています。
せいろからアツアツで提供!手のひらに収まらない大きいちまきです。

信州産のコシヒカリともち米に甘辛く煮たごろごろ大きい豚肉、さっぱりとした高菜漬けが相性ぴったり!食べ進めていくと、スパイスで味付けされたうずらが出てきました。スパイスの香りがいいアクセントになっています♪

「お店では食べられない、新しいメニューを是非食べに来てください!」とオーナーの大野さん。

「BEER-TAP HONMACHI(ビアタップ ほんまち)」は普段長野県内のクラフトビールを常時6種類提供するお店。「タカノバキッチン」でも都度変わるクラフトビールを提供します。

「信州のおいしいクラフトビールを是非知ってください!」とオーナーの赤羽さんとスタッフのあやちゃんさん。


〈現在の出店店舗一覧〉※詳細は「タカノバキッチン」のInstagramを確認
●【月曜の昼】「焼き菓子工房 myu(みゆ)」焼き菓子など
●【月・火曜の昼】「UMEKO(うめこ)」唐揚げなど
●【水曜の昼】「JUICSTAND yamayama(ジューススタンド ヤマヤマ)」バナナジュースなど
●【土・日曜の昼】「Thumbs up(サムズアップ)」ルーロー飯ちまき&「BEER-TAP HONMACHI(ビアタップ ほんまち)」クラフトビール
●【平日・土・日曜の夜(不定休)】「SAKE STAND yamayama(サケスタンド ヤマヤマ)」お酒など


シェアキッチンを運営する牟禮和輝さんにお話を伺いました!

牟禮さんは松本市出身。元々飲食を志していたわけではなく、スポーツ教室の講師として会社勤めをしていました。コロナ禍で職を失い“今後どうしよう!”と考えていた矢先、たまたま遊びに行った軽井沢町でキッチンカーのケバブ屋に出会いました。ケバブ屋の店員さんに何気なく悩みを話したところ、“お兄さん面白いね!”と気に入られ、ケバブを売る設備がそろった古い車をおさがりでゲット!

牟禮さんはこの出来事ををきっかけに、2022年の1月からキッチンカーでケバブ屋の営業をスタートさせました。キッチンカーは注文から提供までカウンター方式。お客さんと深くコミュニケーションを取ることができ、飲食営業の楽しさを感じることができたそう。

イベントへのキッチンカー出店を通して他のキッチンカー出店者とも仲を深めていき、牟禮さんは自分でもキッチンカーのイベントをやりたい!と考えました。2022年11月に『信州キッチンカーフェスティバル×長野わくわくマルシェ』を初開催!当初“10店舗くらいでできたらいいな”と思って募集し始め、みるみるうちにキッチンカー・クラフトブースが52店舗も集まる大きなイベントに!初開催にして大成功を収めました。

キッチンカーの営業やイベントを経て飲食を営む人たちとのつながりが増え、コロナ禍でお店を始められなかった人や閉めてしまった人、設備が用意できずお店をもつ夢を諦めてしまった人がいることを知りました。そんな人達の力になりたい!とシェアキッチンの構想を考えていたところ、“「タカノバ」でやりませんか”と勧められたそう。

曜日や昼夜の時間帯で交代し、自分のお店を出す夢を持っている人、飲食営業を試してみたい人が気軽にチャレンジできるシェアキッチン「タカノバキッチン」。
「まだまだ出店者は受付中です。みんなで協力し合いながら松本市を盛り上げていきましょう!また、松本城が見えるオープンテラス席は松本市内でも貴重!来てくれたお客さんが満足できる場づくりに努めます!」と牟禮さん。



松本のタカノバ限定土産・工芸作品がならぶ「タカノバマート・クラフト」

松本のお土産品を販売する「タカノバマート・クラフト」。雑貨から食べ物まで松本ならではの商品が並びます。

雑貨はすべて松本市のデザイン会社「Kami Labo」の商品。タカノバのかわいらしいロゴや松本城・ライチョウ・常念岳・縄手のカエルなどの松本を象徴するデザインが散りばめられています。

自家焙煎珈琲豆の専門店「FIFTY-ONE COFFEE(フィフティーワンコーヒー)」が独自にブレンドしたご当地コーヒーや城下町の湧き水ミネラルウォーター、「横山製菓」の豆菓子など、松本市内のお店の商品もならびます!

松本市在住のクラフト作家たちの作品も!


中央の広場では和太鼓演奏やダンスショーなど順次イベントを予定されています。各イベント中にだけミニFM局が登場!当日の様子を実況しながらトークを繰り広げます♪

地元の人や観光客が松本の良さを知り語りあえる場所「タカノバ」は、松本城から徒歩約5分!市営開智駐車場のすぐ裏にあります。その日その場所にしかない、モノやヒトと触れ合う時間を過ごしてみて。

〈text&photo(一部を除く):くりた かりん〉

タカノバキッチン   
●住所
長野県松本市開智1丁目1-12
●電話番号
非公開  
●営業時間
ランチ 10時~17時
ディナー 18時~22時前後 ※店舗により異なります
●定休日
不定休
●席数
約20席(カウンター席・オープンテラス席)
●駐車場
なし
●公式HP
https://www.instagram.com/takanoba_kitchen/


画像・文章の無断転載は固く禁じます。
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。