4/25(金)オープン!ドーナツ専門店&カフェ「Unicorn Donut/ユニコーンドーナツ」。ふわ&もち♪雲のような新食感ドーナツ!乗馬クラブ併設「アヌアヌアホースガーデン&カフェ」@長野県小諸市
5/1(木)オープン「珈琲アウラ」自家焙煎コーヒーと季節感のあるスイーツを趣のあるカフェで味わって!ランチは夏頃予定@長野県長野市
公開日:2025/04/28
長野県長野市の住宅街に、自家焙煎コーヒーと自家製スイーツを楽しめるカフェ「珈琲アウラ」が、GW期間中の2025年5月1日(木)にオープン。
店主は長野県立大学在学中に長野駅前に「ODDO coffee」をオープンさせた小倉翔太さん。築70年以上の民家を改装した心地よい空間で、丁寧にドリップされる自家焙煎コーヒーと季節のスイーツや焼き菓子を味わえます。シーズン限定ブレンドなども登場するほか、珈琲豆の購入も可能。また、金曜から日曜の夜6時以降は”夜喫茶”をテーマにカフェバーとして楽しめます。
さらに今後は、地元野菜などを用いたランチメニューもスタートする予定。さまざまなシーンで活用できそうな注目の新店です。

お店は「北長野通り」の「セブンイレブン長野鶴賀店」近く。通り東側の住宅街にあり、駐車場完備。


〈Index〉
▶「珈琲アウラ」店主 小倉翔太さん
▶趣のある心地よいカフェ
▶深煎りはネルドリップで。自家焙煎コーヒー
▶季節をいかしたスイーツ&焼き菓子
▶夏頃から予定!ランチメニュー
▶カフェ&バー”夜喫茶”
▶お店のデータとMAP
◆「珈琲アウラ」店主 小倉翔太さん

「珈琲アウラ」店主 小倉翔太さん
静岡県出身。高校生の頃からコーヒーが好きだったという小倉さん。長野県立大学在学中に、大手コーヒーチェーンや丸山珈琲でアルバイトをして現場を体感。その後、海外留学先で大学にカフェがあることに衝撃を受け、「大学内で店をやりたい」と帰国後にコーヒーサークルを起ち上げます。しかし、コロナ禍に入り活動を断念。仲間とともに独学で修得した自家焙煎珈琲豆のオンライン販売にも挑みますが厳しい状況。そんな中、当時「イトーヨーカドー長野店」跡地前にできた「ごん堂秋葉ベース」や知人の店舗で間借りカフェとして出店を重ねます。
“この場所に行けば店がある”と思ってもらうためにも「店舗を持ちたい」と考えるようになった頃、店舗の実現の声がかかり、長野県立大学在学中の2021年、仲間とともに長野駅前に実店舗「ODDO coffee(オッドコーヒー)」をオープン。


※画像左は2021年オープン当時の「ODDO coffee」。現在は別の方が運営しています。
オープン1年後からは小倉さん一人で営業。
「駅前なので外国の方も多く訪れるんです」。コーヒーはもちろん、雰囲気やお菓子など、コーヒーを楽しむための要素も少しずつ進化させていく中で、もっと「時間をかけていいものをつくりたい」「外国の方に日本のことを伝えたい」と思う気持ちも強くなっていったといいます。ちょうど1年半前に茶道を習いはじめたことを機に、民芸など日本の文化にも興味が広がったといいます。
新たな店「珈琲アウラ」は、小倉さんが大切にしたいことが随所に表現されている場所。こだわりの自家焙煎コーヒーも、「ODDO coffee」時代とはまた異なる味が提供されますよ。

「お近くからでも、遠くからでも、みなさまのことを心よりお待ちしております」と小倉さん。
◆季節を感じる、趣のある心地よいカフェ

「季節感を楽しんでもらいたい」築70年以上の民家だったという店舗は、日本の風情や古家具をいかした和モダンな雰囲気。テラス席に面した窓からは庭木を楽しめ、椿やモミジなど季節で違った表情を楽しめます。また、メニューにも季節を感じられるブレンドコーヒーやスイーツが登場します。

窓際のテーブル席では庭木を楽しみながらコーヒーとスイーツでゆったりとした時間を過ごせます。

椅子は和空間に合わせ座面を張替えた古家具を活用。

ドリンクは、自家焙煎コーヒー(ブレンド/シングルオリジン)をはじめ、「カフェショコラ」「アイリッシュ珈琲」「カフェウィンナー」などのコーヒーメニューに加え、「紅茶」や「ココア」「リンゴジュース」も用意。

▶深煎りはネルドリップで。自家焙煎コーヒー

こだわりの自家焙煎コーヒーは、オーダー後にハンドミルで豆を挽き、一杯ずつ淹れたてを提供。
看板商品は、エチオピアとインドネシアの珈琲豆を使用した「アウラブレンド」(600円~)。フローラルな豆と、大地をイメージさせるどっしりとした味わいの中にハーブのような爽やかさを持ち合わせる豆、個性の強い2種類を飲みやすい一杯に独自ブレンド。
ほかに、季節をイメージした「季節のブレンド」(700円~)やシングルオリジンもそろい、好みに応じて浅煎りから深煎りを用意。

中深煎り~深煎りは、あつみのあるふくよかな味わいとまろやかな口当たりを楽しめるネルドリップで抽出。
浅煎りはペーパーフィルターでドリップ。クリアで香りをしっかり引き出しながら、「飲み応えのある一杯を意識しています」と小倉さん。


地元作家・岸田怜さんにオーダーしたというコーヒーカップ。飲み口の厚みがとっても心地よく、口当たりが滑らか。

珈琲豆の販売は100g~。ラベルは小倉さんの手書きです。


フジローヤルの焙煎機3kgを使用。ネルドリップなどのコーヒーグッズも購入可能。
◆季節をいかしたスイーツ&焼き菓子

カフェ時間のお供には、砂糖は素焚糖(すだきとう)などの自然のものを使い、カラダにやさしい素材選びにもこだわったスイーツや焼き菓子を楽しめます。
開業時の季節メニューは台湾スイーツ「豆花」を葛で作った「葛の豆花(くずのトウファ)」。
豆花は滑らかな舌ざわりで口溶けもよく、豆乳の風味もしっかり。ピーナッツと白あんの特製ソースは、白あんのやさしい甘さの中にピーナッツの風味が加わることで、奥行きのある深みとコクを生み出しているよう。さらに、新生姜のシロップ煮と信州産の蕎麦の実が最高のアクセントに。はじめての味わいなのに、どこか懐かしさも感じるような、また食べたいと思わせる美味しさですよ。
また、甘味にはアガペシロップを使うなど体への優しさにも配慮されているのもうれしいポイント。
※取材では完成間近の「葛の豆花」をいただきました。画像上はお店で提供される完成版です。ピーナッツがトッピングで加わり食感も楽しめるそうです♪

焼き菓子は、「バターサンドクッキー」(380円)、「スコーン」(450円)、に加え、味噌キャラメルやバナナなどの「パウンドケーキ」(450円~)がそろい、テイクアウトも可能。
取材では四国産タロッコオレンジ(ブラッドオレンジの一種)を使った季節のパウンドケーキをいただきました。ひと口食べた瞬間からタロッコオレンジのしっかりとした風味がふわっと口の中に広がり、サワークリームが爽やかさを後押ししている感覚。タロッコオレンジの表皮の苦みも美味しいアクセントです。

「珈琲アウラ」店主の小倉さんとスイーツ・ランチ担当の宮岡さん
イベント出店などで活動してきた宮岡さんが手がける多彩なスイーツが今後登場していきます。
◆夏頃から登場予定!ランチメニュー
宮岡さんが手がける地元産の野菜を用いたランチメニューも準備中。信州産そば粉で作るガレットを副菜付きで提供するランチをはじめ、ほかのメニューも検討中。最新情報はInstagramでチェックしてくださいね。

◆金・土・日曜の夜限定カフェ&バー。コンセプトは”夜喫茶”
「珈琲アウラ」のブレンドやカフェインレスコーヒー、さらには、日本酒やクラフトジン、コーヒーカクテルなどのアルコールとともに、おつまみが登場する予定。スイーツや焼き菓子などもオーダー可能です(売り切れの場合はなし)


季節ごとに表情を変えるテラス席も完備。

(text&photo:Web Komachi編集部 山本朱美)
●オープン日
2025年5月1日(木)
●住所
長野県長野市東鶴賀町25-2
●営業時間
10:00~18:00
夜カフェバー→金・土・日曜18:00~24:00(23:00LO)
●席数
店内15席(テーブル4・カウンター3)
テラス約6席
●定休日
木曜
●駐車場
3台(店の北西)
※近くにコインパーキングもあり
●アクセス
権堂駅から東に徒歩10分
https://www.instagram.com/aura.coffeeroastery
●クラファン
https://camp-fire.jp/projects/817440/view
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。