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古民家カフェ&ショップ「CLOVE CAFE(クローブカフェ)」3/30オープン!そば屋が手がけるスイーツ♪小諸駅近く、小諸城大手門を望むテラス席も@長野県小諸市

公開日:2024/04/03

長野県小諸市に、昭和初期の由緒ある古民家を活用したリノベカフェ&ショップ「CLOVE CAFE(クローブカフェ)」が2024年3月30日にオープン。

場所は小諸駅から徒歩2~3分ほどの場所にある小諸城表玄関・大手門のすぐ隣り。手打ち蕎麦の老舗「そば蔵 丁子庵(ちょうじあん)」が新たに手がける”そばスイーツ”のお店です。

小諸など信州産のそば粉を用いたケーキや焼き菓子、クレープなどを楽しむことができます。さらに、「丁子庵」で提供していたという幻の甘味「そばソフトクリーム」と「熊笹ソフトクリーム」も約17年ぶりに「CLOVE CAFE」で復活。
風情のある古民家カフェは、ゆったりとした縁側のソファ席やペット同伴OKのテラス席なども用意されているほか、全メニューがテイクアウト可能なので街歩きをしながら味わうこともできます。

また、店内にはショップも併設。お菓子や蕎麦などのオリジナル商品や小諸産のこだわり食品が並びます。特製そばスイーツやそばおやきと合わせて、手みやげにもおすすめ。



《Index》
そば店「丁子庵」とカフェ「CLOVE CAFE」
「CLOVE CAFE」のメニュー
そばスイーツとそばおやき
古民家の趣きを楽しむカフェ空間
手みやげにも便利なショップ
お店の場所と無料駐車場
お店のデータとMAP


「CLOVE CAFE」店長 塩川知佳子さん

お店を運営するのは小諸駅前に店を構える「そば蔵 丁子庵」。1808年、米庫・穀物問屋として創業。その後、製粉業を営みながら製麺業もスタート。そして、1979年にそば屋「丁子庵」を開業。現在も明治時代(1885年)の総欅造りの店舗で、手打ちそばを提供する老舗です。

約20年前には、塩川さんが商品開発に携わった「そばソフトクリーム」と「熊笹ソフトクリーム」を店内の甘味スペースで販売していましたが、そばとおやきに特化するため、約17年前の店舗改装で甘味スペースとメニューが終了。そのときから、「いつか”そばスイーツ”を復活させたい」と思い続けていたという塩川さん。
そして2022年、長年に渡るその思いが実現に向けて動き出します。そばスイーツの新規事業と小諸の活性化を目指して、空き家になっていた古民家(現在の店舗)に「丁子庵」が店を出すことが決定。信州産食材を積極的に取り入れながら、蕎麦という素材を熟知するそば店のノウハウや培ってきた経験をベースに、そば粉とそば茶を用いたスイーツ開発をスタート。2024年3月、スイーツカフェ「CLOVE CAFE」を開業。

「そば蔵 丁子庵」と「CLOVE CAFE」は徒歩2分ほどで行き来できる好立地。さらに、ともに歴史を感じる土蔵づくりと古民家という風情のある店構え。お蕎麦を食べた方が、カフェにくつろぎの訪れることもあるのだとか。

店長の塩川さん(中央)とスタッフさん。
「そばスイーツとドリンクで、お庭を眺めながらでも、外のテラス席でも、くつろいでいただけると嬉しいです」と塩川さん。



「CLOVE CAFE」のメニュー

積極的に信州産食材を用いた甘さ控えめの自家製そばスイーツとそばおやきをはじめ、多彩なドリンクを楽しめるカフェ&ショップ。看板商品は信州産そば粉を使った「そばシュークリーム」と「そば粉のダックワーズ」と「そば茶プリン」「そばクレープ」。さらに、パフェ、ソフトクリーム、チーズケーキなど、多彩なスイーツがそろいます。

また、「そば蔵 丁子庵」でも提供している具だくさんの「そばおやき」も楽しむことができるので、小腹が空いた時にもおすすめ。
ドリンクは、「和風そば茶ラテ」「そばはちみつラテ」のほか、エスプレッソ系を含めたコーヒーメニューやジュース、アルコールまで種類も豊富。全メニューがテイクアウト可能なので幅広く活用できます。



風味豊か!
そばスイーツとおやき

「そばシュークリーム」400円
信州産そばの実を加えたシュー生地に、そば風味のクリームシャンティとカスタードクリームで作る濃厚クリームを合わせた看板スイーツの1つ。そばの風味をしっかりと感じられるクリームは、こっくりとした口どけにも関わらず、後味さっぱり。シュー生地も軽やかです。

「ダッタンそば茶プリン」400円
こちらも看板商品。香り豊かな韃靼そば茶と野辺山高原「ポッポ牛乳」、きび糖などシンプルな材料で手づくりされるプリンは、そばの実入りの韃靼そば茶シロップ付き。蓋を開けるとミルクの香り。口に入れるとコクのある濃厚な味わいに、韃靼そば茶の優しい風味がなめらかに広がります。
シロップをかけると、韃靼そば茶の香ばしさが際立ち、みずみずしい口どけに。全くちがった美味しさに味変できるので、個人的にはまずはシロップなしで味わうのがおすすめです♪

「そば粉のダックワース」(あんバタ)270円
スタッフに人気の看板スイーツ♪信州産そば粉を加えて、サクッふわっと軽い食感に焼き上げた生地で、あんことバターをサンド。ほんのりと広がるそばの風味に、バランスよくサンドされたあんこ+バターの最強タッグのコラボは間違いない美味しさ。
「あんバタ」のほかに「くるみと生クリーム」もありましたよ。

「いちごクレープ」チョコソース付き600円
信州産そば粉を加えて焼き上げたクレープ生地とフレッシュな生クリームで作るクレープ。取材では地元「こもろ布引いちご園」のイチゴを使った「いちごクレープ」にチョコレートソース(無料)をトッピング!しっとりとした生地にみずみずしい生クリームがたっぷり。
クレープは「バナナ」「バナナいちご」も選べ、ソースはチョコ・キャラメル・いちご・ブルーベリーが無料でトッピング可能。また「シュガーバター」(400円)も。

ほかにも、信州産そば粉や特製そば茶クリームなどで作る「そばのチーズケーキ」やそば粉100%(グルテンフリー)のパウンドケーキ、「布引いちごパフェ」、ソフトクリーム(そば・熊笹・ミックス)など、様々なスイーツがラインナップ。

「和風そば茶ラテ」M550円
黒蜜とエスプレッソに、そばの風味をプラス。はじめにそばの風味を感じた後、黒蜜とエスプレッソのコクが広がります。スイーツと一緒でも甘味+甘味にならない、甘さを最小限(個人の感想)に控えた好きな味わい♪

ドリンクメニューもコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテなどから、そば焼酎まで多彩にラインナップ。

「そばおやき」各216円
生地に信州産のそば粉と小麦粉を使い、しっとりふわっと蒸して焼いた「そばおやき」。具材の野菜も信州産。取材時に並んでいたのは「野沢菜」「切干大根」「おぐらあん」「かぼちゃ」の4種。ほかに季節限定も登場するそうです。

今回は、塩気もちょうどいい人気の「野沢菜」と素材の味をいかしたカボチャ餡が入った「かぼちゃ」をいただきました。やわらかく歯切れがよい生地に、具材がたっぷり。いずれも美味しいですが、もし、そばの風味をより感じたい場合は「かぼちゃ」がおすすめです。

そばおやきとドリンクでおやつ時間を楽しむのもほっこりします。



古民家の趣きを楽しむカフェ空間

ソファで庭園を眺めながら、ゆったりと過ごせる縁側席。掘りごたつに使われていた”やぐらごたつ”を活用したテーブルなども配されています。

大きなテーブルを囲む古道具を活用した席は、一人でも大人数でも気軽に利用できます。

大きなダイニングテーブルが置かれた席は、個室にも対応(~8名まで)。同古民家で使用されていた重厚な金庫なども置かれています。

店内奥には広々としたテラス席。テラス席からも入店も可能。(オーダ-は店内で行ってくださいね)

小諸駅前ということを忘れてしまいそうな開放的なカウンター席。

小諸城表玄関・大手門を眺めながらカフェタイムも。

《カフェ・お持ち帰りの利用法》
まずはショーケース等でメニューを決めたら、カウンターにある専用発券機(2カ所に設置)で注文・精算。チケットを手渡してメニュー(商品)を受け取ってくださいね。



手みやげにも便利なショップ

店内の一角には、「CLOVE CAFE」と「そば蔵 丁子庵」のお菓子や蕎麦(乾麺)に加え、小諸産のこだわり食品を購入することができるショップもあり、贈り物にもおすすめです。

「CLOVE CAFE」オリジナルの焼き菓子。画像は「そばの実サブレ」「そばはちみつのクロッカン」と、ダックワースやパウンドケーキなども。個別でも箱入りでも購入可。ダックワースとパウンドケーキはカフェでも楽しめます♪

「そば蔵 丁子庵」の人気菓子もそろいます。そばの実とアーモンドプードル入りのお菓子を最中の皮でサンドした「丁子焼」(162円)と、「そばどらやき(あんバタ)」(237円)もカフェでオーダー可能。

「そば蔵 丁子庵」の蕎麦乾麺。

古民家で使われていた桐ダンスを活用した商品棚や、床の間の違い棚など、古き良き時代の風情をいかした空間に、小諸のこだわり食品が並びます。



お店の場所と近隣駐車場(2時間無料)

お店の入口は3カ所。正面入口とテラス席に通じる入口、さらに、大手門横からも入店可能。まずは店内でオーダーしてくださいね。

小諸城表玄関・大手門。門の脇の階段からも、テラス席を通って入店可能。(看板は準備でき次第付くそうです)

お店の隣りに「大手門公園駐車場」(2時間無料)があります。画像奥に見える古民家が「CLOVE CAFE」。その左手に見えるのが小諸城表玄関・大手門。

小諸駅から徒歩2~3分ほどの立地。駅隣りには「まちタネ広場」と「大手門公園」。公園から線路下をくぐると「小諸城址・懐古園」「小諸市動物園」につながるので、観光や街歩きの立ち寄りカフェとしてもおすすめ。

テイクアウトにも対応。

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

CLOVE CAFÉ
(クローブカフェ)

●住所
長野県小諸市大手1-5-22
●電話
0267-46-9900
●営業時間
10:00~18:30
※スイーツなくなり次第終了
●定休日
木曜
●席数
店内→大テーブル席2つ、6人席1つ、4人席1つ、2人席1つ
テラス席数→カウンター4席、ソファ16席
●駐車場
大手門公園駐車場(2時間無料)隣接
●備考
現金・クレジットカード・バーコード支払など可能
●Instagram
https://www.instagram.com/clovecafe23/
●そば蔵丁子庵HP
https://choujian.jp/



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