長野県産桧100%の「信濃SAUNA(サウナ)」—AB STYLEが提案する、自宅で「ととのう」贅沢な日常＠長野県長野市

自宅の庭や室内に、本格的なサウナルームを設置する―― そんな贅沢が、今、多くの人の現実になりつつあります。「お気に入りの雑貨・家具と暮らす家づくり」をテーマに展開する長野県の住宅メーカー「AB STYLE」が2025年に本格展開を始めた「信濃SAUNA」は、長野県産の桧を100%使用した、完全オリジナルのサウナです。今回は、その造り手のこだわりと信濃SAUNAの魅力をお伝えします。

「日常に心地よい非日常を」―サウナ事業への想い

長野県長野市に本社がある「AB STYLE」は、住まいづくりを通じて日々の暮らしを豊かにする提案を続けてきました。2025年に始まったサウナ事業は、その延長線上にあるといいます。
「住まいにサウナを取り入れることで、日常に心地よい非日常をプラスし、毎日の暮らしをより豊かにする提案をしていきたい」と話す、代表の久保村さん。
この想いから生まれた「信濃SAUNA」は、長野県産の桧材を使用し、自社の大工の職人が一つひとつ丁寧に制作しています。単なる既製品の組み立てではなく、設計から素材選び、構造まで一から造り上げた完全オリジナル商品。

長野県産桧100%使用――森を守りながら癒しの空間を

「信濃SAUNA」の最大の特徴は、長野県産の桧を100%使用していること。桧は耐湿性・耐久性に優れ、やわらかく上品な香りによって、サウナの中が落ち着いた癒しの空間になります。
長野県の大自然で育った桧の間伐材を使用することで、森を守りながら自然と調和したサウナづくりを実現。また、無垢材ならではの質感と経年変化があるため、使い込むほどに味わいが深まり、愛着がわいてくるのも魅力です。

サウナ制作の裏側には、こだわりと苦労があります。最も苦労したのは加工機探しだったといいます。バレルサウナ特有の円形をつくるための特殊な加工機を見つけるため、取引先やネットを通じて情報を集め、最終的に埼玉県と長野県伊那市で見つけることができました。
また、「信濃SAUNA」は円形にする際の継ぎ目のサネ（木材の接合部）を深くすることで、空気が逃げにくい構造を実現。熱がしっかりとめぐる、心地よさを体感できるよう工夫されています。

カスタマイズ自在の「自分だけのサウナ」

「信濃SAUNA」の魅力は、カスタマイズ性の高さにもあります。2名から10名まで対応できるサイズを用意し、本体のカラーや窓の形、内装など、住まいや敷地、ライフスタイルに合わせて自由に選べます。
具体的には、以下のようなオプションから選択可能です。

●サイズ：2名～10名

●外部塗装：あり（6色）または なし
●屋根カラー：あり（5色）または なし

●窓：あり（45㎝角窓からハーフムーンまで）または なし

● 背もたれ：あり（高温の窓に直接触れず安心） または なし
● 休憩スペース：あり（サウナ後の外気浴に最適） または なし
● 着替えスペース：あり（サウナ前後の動作がストレスフリーに） または なし

● ライト：あり（照明があることで雰囲気のあるサウナに） または なし

● ヒーター：あり（電気ヒーターか薪ストーブ）または なし

特に人気なのは2～3人用のコンパクトなタイプ。景色や外との一体感をより楽しめるハーフムーンの窓が、開放感があって選ばれることが多いそうです。
また、ヒーターは世界的な信頼ブランド「HARVIA(ハルビア)」のサウナヒーターを採用しており、安心して使えます。

HARVIAは、1950年にSAUNAの本場フィンランドで創業された世界的なサウナメーカーで、世界中のサウナ愛好家が信頼を寄せる名門。70年以上にわたり培われた技術が生む上質な熱と、柔らかく包み込むようなロウリュは、ヒーターそのものが“サウナの質”を決めると言っても過言ではありません。
「AB STYLE」はHARVIAのオフィシャルサウナディーラーとなっており、空間づくりや素材にこだわるのと同じように、熱源にも本物を選ぶ——そんな価値観を大切にしています。クオリティの高いサウナ空間に、本場クラスの熱を。心と身体が自然とほどけていくような深い心地よさを体感できます。

導入は最短1ヶ月――自宅で手軽にサウナライフ！

「信濃SAUNA」の導入までの流れは、問い合わせから始まり、打ち合わせ・ヒアリング→見積もり→注文→製作→納品・施工という順序で進みます。最短約1ヶ月ほどで導入が可能で、室内から庭先、別荘、店舗など、幅広い環境に対応できます。
最小サイズであれば、わずか1メートル四方のスペースにも設置可能。限られたスペースでも本格的なサウナを楽しめるのは大きな魅力です。

実際に導入したお客様からは、「桧の香りが最高で、毎日の楽しみになった」「友人を呼びたくなる空間ができた」「在宅時間が豊かになった」「わずかなスペースでも設置できたので驚きました」「休日に遠出しなくても、家でととのえる満足感があります」など、暮らしの満足度が上がったという声を多くいただいているとのこと。

日常の延長としてのサウナ体験を提案

AB STYLEが目指すのは、「家＋サウナ」という暮らしの延長としてのサウナ導入です。特別ではなく日常の生活の延長としてサウナを取り入れることで、家族や友人と、または一人で気軽に「ととのう時間」を持てる空間を提案しています。
「サウナが日常にあることで暮らし全体のクオリティや満足感が上がります。自分オリジナルにカスタマイズすることで、『自分だけの居場所』『自分だけの癒し』をつくることも可能です」と久保村さん。
今後は、サウナをより身近に感じてもらえるよう、企業向けにサウナの貸し出しや24時間利用できる無人サウナ店を展開していく予定とのこと。地域の交流創出としてサウナイベントを開催し、地域の健康増進にも貢献していきたいという想いを持っています。

その取り組みの一環として、AB STYLEではサウナ付き民泊事業もスタートさせます。2026年には、長野市塩生(しょうぶ)にて古民家をリフォームした「ホシノネ Sauna Villa～SHOBU」(写真上)をオープン予定。長野の景色を一望できる高台に位置し、非日常の時間をサウナとともに味わえる特別な空間です。今後は、東御市新張、千曲市倉科、佐久市岩村田など、県内各地でサウナ付き民泊の展開も予定しており、旅先でも“暮らしに近いサウナ体験”を楽しめます。

さらに、イベントや団体向けのサウナレンタルサービスも計画中とか。「普通自動車でけん引可能なサウナトレーラーは、サウナと一緒に旅ができる移動式の本格サウナです。HARVIA製の薪サウナストーブによるロウリュを楽しめるほか、湖や海での冷水浴と組み合わせたアウトドア体験も可能ですよ。上部ベンチは倒せばベッドとして使用でき、イベントや交流の場で気軽にサウナを楽しめる新たな選択肢として活用してもらえればうれしいですね」と久保村さん。サウナがもっと身近になる、AB STYLEのこれからの展開に要注目です！

「信濃SAUNA」で実現する理想の住まい

長野県産桧100%にこだわり、職人の技術で丁寧に作り上げられた「信濃SAUNA」。自宅にサウナを取り入れることで、日々の生活がより豊かになり、心身ともにリフレッシュできる時間を持つことができます。
住まいとサウナの一体感を大切にし、あなただけのオリジナルサウナで、新しい暮らしのスタイルを始めてみませんか。