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緑豊かな庭を眺めて至福のうな丼を味わう。遠火の強火で皮はパリッ身はふっくらが信条のうなぎ専門店「うなぎ処 かゞ井」@長野県長野市

公開日:2025/12/17


長野ICから車で約10分。温泉橋を越え、のどかな山の空気に包まれたみずみずしい大自然の先、長野県長野市松代町にあるのが創業42年のうなぎの名店「かゞ井」。2代目店主の市村幸雄さんが店を受け継いで22年。創業当時の味を守り、県内外から訪れるファンを魅了し続けるお店です。

うなぎ一尾がのった「うな丼」(4,400円)。吸い物、漬物付き。

丼のふたを開けて鮮烈な香りに身を委ねたら、いざ実食。食べ進むごとに香ばしさとふくよかな旨味が口内を駆け巡り、艶めく魚沼産コシヒカリの甘みと相まって、豊かな味わいに満たされます。テイクアウトの「うなぎ弁当」(同価格)も用意。

うなぎは良質な脂がのった三河一色産で、丼にのせたときに映える4Pサイズ(約250g)。清らかな地下水の生簀で泳がせたうなぎを、丁寧に捌いて竹串に刺し、素焼きして蒸したのち、1度目は甘だれ、2度目は辛だれにつけて焼き上げています。

備長炭を使い、遠火の強火で焦がすように焼くのがかゞ井流で、皮はパリッ、身はふっくらとした極上の蒲焼きに。

こだわりの継ぎ足しのたれは甘だれと辛だれの2種類。順番にまとわせて焼くことで、味に深みが。また、夏は砂糖を少なめにするなど、季節ごとに味の調整も行っているそう。

店主の市村さんが熟練の技で焼き上げ。うちわで扇ぐのは、均一に火を入れてふっくら仕上げるため。 

店主 市村 幸雄(いちむらゆきお)さん。以前は食品卸しの営業をしていたそうですが、22年前に先代の店主に跡を継がないかと言われ、一念発起。先代のもとで腕を磨き、製法と味を引き継ぎました。先代の技を受け継いだとびきりの味をおいしいと喜んでもらえることが幸せなんだとか。

どの席からも手入れの行き届いた庭が眺められる店内。

趣ある看板が目印。

長野Komachi2025年夏号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。

長野県の情報サイト Web Komachi

うなぎ処 かゞ井
(うなぎどころ かがい)
●住所
長野県長野市松代町東条加賀井4262-1
●電話
026-278-2066
●営業時間
11:00〜14:00、16:30〜19:00
※電話にて要予約(当日予約も可)
●定休日
火〜木曜(祝日の場合は営業)
●席数
40席
●駐車場
10台

長野県の情報サイト Web Komachi



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