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海なし県・長野民の憧れ!海と里山が育てる“おいしさ”の正体とは?能登・志賀町の食を探る試食&座談会レポート

公開日:2026/02/20

[PR]志賀町観光協会

能登半島の西側に位置する志賀町には、海と里山の恵みが詰まった“おいしいもの”がそろっています。新鮮な魚介やお米、発酵の知恵が生きる醤油、手間をかけて仕上げるころ柿——素材の力と作り手の技が重なり、深い味わいを生み出しています。

そんな石川県志賀町の魅力を伝えるため、地元の事業者や料理研究家、発信者、そして町長が集まり、試食と座談会が開催されました。食べて、語り、言葉にすることで、この町の“おいしさ”の背景にある価値が見えてきます。

〈Index〉
志賀町ってこんな町
座談会参加者のご紹介
志賀町の恵みを“ひと皿”に。試食会スタート
町長と語る、志賀町の魅力とこれから
志賀町のここが魅力!【優良特産品】

志賀町ってこんな町

おいしいがそろう、志賀町の魅力と特産品

能登半島の西側に位置する志賀町は、雄大な日本海と緑豊かな里山に囲まれた、自然の恵みが身近にある町。海と山が近いこの土地では、新鮮な魚介や米、発酵文化を生かした醤油など、多彩な食材が日常に根づいています。なかでも特徴的なのが「ころ柿」。皮むきから干し加減の見極めまで、手間と時間を重ねて仕上げることで、濃厚な甘みと深い味わいが生まれます。町が認定する「志賀町優良特産品」は、味だけでなく、製法や素材、背景にある物語まで評価された逸品ばかり。作り手同士が自然と支え合う風土も、この町の魅力のひとつです。

今回は、そんな志賀町の食の魅力を「食べて」「語って」「発信する」ことで、その価値をあらためて言葉にしていきます。

座談会参加者のご紹介

食を支える人たちが集い、志賀町の魅力を語る

志賀町の食を支える事業者と、料理研究家、そして町長が一堂に会し、食を通してこの町の魅力を見つめ直す座談会が開かれました。写真に写るのは、震災を乗り越えながら地域に根を張り続けてきた地元企業の皆さんと、志賀町の稲岡町長。それぞれ異なる分野から、志賀町の食を支える担い手です。さらに、料理研究家のえいさんも参加。食材の魅力を引き出すレシピや言葉を通して、志賀町の「おいしさ」をひもといていきました。

試食と対話を重ねるなかで見えてきたのは、食材そのものの魅力だけでなく、人と人が支え合う関係性や、この土地に流れるあたたかな空気。志賀町の“おいしさ”の背景にある価値が、少しずつ言葉になっていきました。

●参加者一覧(左から)
・株式会社能登ファーム志賀(以下、能登ファーム志賀):梶谷 茉莉花さん
・株式会社能西水産(以下、能西水産):吉田 千里さん
・志賀町 町長:稲岡 健太郎さん
・カネヨ醤油株式会社(以下、カネヨ醤油):木村 美智子さん
・株式会社いこいの村 能登半島(以下、いこいの村):小川 貴志さん
(道の駅とぎ海街道運営)

志賀町の恵みを“ひと皿”に。試食会スタート

特産品を活かしたレシピで、志賀町の味を体感

志賀町の特産品を使い、家庭でも再現しやすいレシピに落とし込んだ試食会がスタート。料理研究家・えいさんが考案した2品を通して、食材の魅力とその背景にあるストーリーを味わっていきます。

最初に登場したのは「いかの濃厚炊き込みご飯」。能西水産のいかのいしる干しに、町内で製造されるいかの塩辛、そしてカネヨ醤油の薄口醤油を合わせた一品です。味付けは「ほぼそのまま、少しだけ」とシンプルながら、素材の旨みを引き出す絶妙なバランス。それらを受け止めるのは、能登ファーム志賀のコシヒカリ。粒立ちのよさとやさしい甘みが、いかの濃厚なコクをしっかりと包み込みます。口に運ぶほどに旨みが広がるのに、後味は驚くほど軽やか。志賀町の食材が持つ力強さと調和の良さを感じる一皿です。

続いて登場したのは「ころ柿とクリームチーズのトースト」。志賀町のビストロ「イグレック」の自家製クルミパンに、ころ柿とクリームチーズを合わせた一品です。ころ柿はオリーブオイルとバルサミコ酢で軽く和えることで、凝縮された甘みがより引き立ち、クリームチーズの塩気と絶妙に調和。デザートとしてだけでなく、食事やおつまみとしても楽しめる味わいに仕上がっています。干して、待って、仕上げる——人の手と時間を重ねて生まれるころ柿。その背景まで感じられる一皿は、志賀町らしい食の魅力を現代の感覚で表現した提案でした。

試食が始まると、一口目から「おいしい!」という声が次々と上がり、場の空気が一気にやわらぎました。思わず笑顔になるような反応が広がり、テーブルには自然と会話が生まれていきます。「お世辞抜きで、自分たちの食材がこんなに化けるなんて感動です」「この組み合わせで、こんなに立体的な味になるんですね」——驚きと喜びが入り混じった声が続き、食材の新たな可能性に気づく時間になっていきました。

「いかの濃厚炊き込みご飯」でまず話題に上がったのは、その旨みの広がり。濃厚でありながら後味は軽やかで、思わずもう一口と手が伸びます。いかのコクを受け止める米の甘み、そこにほんの少し加えられた醤油の香りが重なり、素材それぞれの持ち味が引き立つ仕上がりです。「濃厚なのに、後味が重くないのがいい」「塩辛のコクが出ているのに、くどくならない」——参加者の言葉からも、その絶妙なバランスが伝わってきます。一皿の中に、海と里山の恵みが凝縮されているような感覚。志賀町の“食の距離の近さ”が、そのまま味の説得力につながっていました。米の話題になると、生産者ならではの視点も。「コシヒカリにミルキークイーンを混ぜると、おこわのような食感になるんです」といった工夫が共有され、料理の奥行きがさらに広がっていきます。

続いて登場した「ころ柿とクリームチーズのトースト」は、運ばれた瞬間から場の空気が変わりました。ころ柿の凝縮された甘みと、クリームチーズの塩気、クルミパンの香ばしさが重なり、甘さとコクのバランスが際立つ一皿です。「手間をかけてつくられているからこその甘み」「干して、待って、仕上げる。その時間まで含めてごちそう」——そんな声が上がるように、この料理には素材の背景までもが味として感じられます。オリーブオイルとバルサミコ酢が加わることで、ころ柿の甘みはより引き立ち、大人の味わいへと変化。「この味を現地で食べたい」「作っている人の顔が浮かぶ」——そんな言葉が自然とこぼれ、志賀町の風景や人の営みまで思い起こさせるひと皿となりました。

試食会は、単に「おいしい」を確かめる場ではなく、食材が生まれる風土、そこに関わる人の手、そして積み重ねられた時間——志賀町の食が持つ本質的な価値を、体感として理解する時間となっていました。

「素材それぞれの良さを引き出すことを、一番大事にしました。素材の力が強いので、こちらが頑張りすぎないほうがいい。味付けは足し算せず、最小限にしています。また、家庭でも気軽に作れるよう、工程はできるだけシンプルに。“迷わないレシピ”を意識しました。ころ柿のように手間と時間がかかる食材は、人の仕事そのものが味になります。その背景まで伝わる一皿にしたいと思っています」(料理研究家・えいさん
●料理研究家・えいさんの詳細はこちら

いかの濃厚炊き込みご飯のレシピはこちら

ころ柿とクリームチーズのトーストのレシピはこちら

町長と語る、志賀町の魅力とこれから

試食の余韻が残るなか、話題は自然と「志賀町って、どんな町なのか」へ。そこで浮かび上がってきたのは、食材そのもの以上に、この町を支えている“人”の存在でした。

稲岡町長は、震災直後に町内を回ったときの光景を振り返ります。「現場の切実さと同時に、困ったときほど自然に手が差し伸べられる空気があった」と話し、志賀町の魅力は「苦しいときこそ手を取り合える人の絆」にあると語ります。そうした土壌のなかで、今町が力を入れているのが、現場を次世代へつなぐこと。事業者同士が主体となり、世代や分野を超えた連携が生まれつつあります。たとえば名産のころ柿は、晩秋の冷たい風と澄んだ空気のなかで、いくつもの工程を重ねて仕上げられる手仕事の結晶。震災後は担い手の減少という課題もあるなか、ボランティアが支えとなる動きも広がり、「どう守り、どう次へつなぐか」が大きなテーマとなっています。

こうした町の姿勢に呼応するように、現場からも前向きな声が上がります。農業の現場では、震災後に生産者同士のつながりが深まり、技術を惜しみなく共有する文化がより強くなったといいます。醤油づくりの現場では、利用者の声をきっかけに蔵見学を始め、全国からの来訪や継続的な支持が励みになっているという声も。観光の拠点では、復興を学ぶ学生の来訪が増え、志賀町の自然や文化を新たな視点で捉える動きも生まれています。

話は次第に、この町の魅力そのものへ。「海が好きで、釣りができて、人も元気でおしゃれ」「世界一夕日がきれいで、時間を忘れられる景色がある」——そんな言葉が交わされるたびに、志賀町の風景が浮かび上がっていきます。

「つくる人、迎える場所、伝える人が一緒に食卓を囲むと、町の魅力が言葉になりますね」と町長。今回のような場から、食材のセット化や新たな発信のアイデアも生まれましたが、何より印象的だったのは、事業者同士が自然とつながろうとする空気でした。

「志賀町は“点”ではなく“面”で魅力がある。チームとして発信していきたい」——その言葉には、この町の未来への手応えが込められていました。

「志賀町の魅力は、食や自然だけでなく、“人”も含めた総合力にあると思っています。現場の皆さんの頑張りがしっかりと届くように、SNSやYouTubeなども活用しながら、町としても発信を強めていきたい。チーム志賀町として、外に向けた情報発信をさらに広げていきたいですね」
志賀町長・稲岡健太郎さん
●志賀町の観光はこちら

「震災のあと、『お宅の醤油がないと、うちの食卓が寂しい』と言っていただいたことが、今でも忘れられません。その一言に支えられてきました。全国で待ってくださる方や、リピーターの存在も大きな励みです。支えていただいている分、これからも味でしっかりと応えていきたいと思っています」
カネヨ醤油・木村美智子さん
●商品の詳細はこちら

「志賀町は、若い人が挑戦すると、周りが面白がって応援してくれる空気があります。先輩たちも『やるなら協力するぞ』と背中を押してくれるんです。何十年も続けている方が『まだ素人や』と話す、その謙虚さにも学ばされます。こうした“人を育てる文化”が、この町の強さだと思います」
能登ファーム志賀・梶谷茉莉花さん
●商品の詳細はこちら

「これまでは、地元での認知を背景に、訪れてくださる方の満足度を高めることに注力してきました。ただこれからは、私たち自身が志賀町を象徴する“アイコン”としての役割も担っていきたいと考えています。現在は『三十六歌仙』の魅力発信に力を入れ、志賀町の文化や物語に触れるきっかけづくりを進めています。また、道の駅の運営を通じて、訪れた方に町の魅力をしっかりと届ける拠点でありたい。そして、地域の事業者同士をつなぐ存在としての役割も、これまで以上に果たしていきたいと考えています」
いこいの村・小川貴志さん
●商品の詳細はこちら

「富来の海は決して穏やかではありません。けれど、その厳しさがあるからこそ、漁師たちはひたむきで、情熱を持って海に向き合っています。だからこそ、そこで獲れる魚には確かな自信があります。志賀町は、海の景色も格別です。とくに夕日の美しさは、言葉では言い尽くせないほど。この“志賀町の良さ”を、もっと素直に、そして胸を張って伝えていきたいと思っています」
能西水産・吉田千里さん
●商品の詳細はこちら

■取材協力
大和ハウス工業株式会社 シェアサロン暮らす森テラス

志賀町のここが魅力!【優良特産品】

今回使用した商品

志賀町優良特産品のご紹介

志賀町の「優良特産品」は、味や独自性、製法、素材へのこだわりなど、独自の基準をクリアしたものだけに与えられる認定です。商品に貼られたシールは、いわば“間違いない”品質の証。魚介や米、醤油、ころ柿など、里山里海の風土と手仕事が育んだ、志賀町ならではの味わいに出会えます。

■ 志賀町優良特産品の詳細はこちら

■今回紹介した商品が購入できるお店
●道の駅とぎ海街道(紹介商品の購入可能|ころ柿、醤油、いしる干し、塩辛)はこちら
●道の駅ころ柿の里しか 旬菜館(紹介商品の購入可能|ころ柿、お米)はこちら

志賀町稲岡健太郎町長からのメッセージ

志賀町には、里山里海の恵みを生かし、“本当においしいもの”を丁寧に生み出している作り手がいます。そして、訪れる人をあたたかく迎える場所があります。ぜひ現地で、食の魅力はもちろん、豊かな景色や作り手の人柄にも触れてみてください。志賀町ならではの価値を、きっと感じていただけるはずです。行政としても、その魅力が県外や海外へと広く届くよう、発信や仕組みづくりを通じて、しっかりと支えていきます。

■詳しくは下記にてご確認ください
志賀町優良特産品サイト
能登・志賀町観光協会サイト

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石川県羽咋郡志賀町末吉千古1-1
(志賀町本庁舎)
TEL/0767-32-1111(代表)
問合せ/志賀町商工観光課
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※掲載内容は取材時点の情報です。時間の経過により、実際と異なる場合があります。(更新日:2026年2月16日)

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