長野県北佐久郡軽井沢町にある「雲場池」。地元では「お水端」、かつての外国人避暑客からは「スワンレイク(白鳥の湖)」と愛称で呼ばれています。この場所は、六本辻近くに佇む人造湖。大正時代に貿易商の野澤源次郎が、湧水「御膳水」を源とする小川をせき止めて造ったもので、今なお当時の風情を伝えています。

あたり一帯は旧華族、政治家、財閥などの大型別荘が立ちならぶ高級別荘地であったことでも知られており、街灯や看板もレトロな西洋風の装いで、まるで外国に来たような気分を味わえます。サイクリングもおすすめ。かつてここを歩いた人々の足跡を感じながら木漏れ日のなかを歩く時間は、まさに軽井沢でしか味わえない情緒に満ちています。

池周辺の散策路の長さは約1km。30分もあれば一周できるので散歩にぴったり。

石垣で区切られた別荘街は、苔むした岩が歴史を伝えています。
※この記事は「長野Komachi2025夏号」に掲載された内容をもとに作成されています。
雲場池
(くもばいけ)
●場所
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
●開放時間
常時解放
●電話
中軽井沢駅内観光案内所
0267・45・6050
●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)
●HP
https://karuizawa-kankokyokai.jp/
(くもばいけ)
●場所
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
●開放時間
常時解放
●電話
中軽井沢駅内観光案内所
0267・45・6050
●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)
●HP
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掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。
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