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「NAGANO BREWERY/長野ブルワリー」自社農園で有機栽培するホップとフルーツを使ったクラフトビールをタップルームで!ビアガーデン気分が味わえるテラス席もあるお店がオープン@長野県長野市
公開日:2025/05/19
長野県長野市往生地(おうじょうじ)に、ホップなどの原料を自社農園で有機栽培し、クラフトビールの醸造を行っている「NAGANO BREWERY/長野ブルワリー」のタップルームが2025年4月29日にオープン。
同店では、ホップや麦芽のほかに、自社農園で有機栽培されたフルーツを副原料として加えたクラフトビールを飲めるのが特長。注目は、シャルドネやシャインマスカットを加えた「門出(かどで)」。軽やかでさっぱりとした飲み口が魅力です。おつまみには、長野県産の肉を使ったソーセージやフライドポテトなどが楽しめます。

醸造所の隣にあるタップルーム。カウンターでも長野ブルワリーのビールが楽しめます。
※タップルームとは、自社で醸造したクラフトビールをお客さんに直接提供する場所のこと。

タップルーム隣のビール醸造所。ビール造りで出た麦芽の殻なども、自社農園の肥料として使用しています。
醸造所の代表・荒井さん

代表の荒井克人さんは長野市往生地出身(画像右)。地元で120年続くリンゴ農家の5代目。現在はリンゴやホップのほか、ワイン用のブドウやシャインマスカットなど、さまざまな作物を減農薬・有機栽培の循環型農業で育てています。


「環境を守り、地域に根ざした事業を行いたい」という想いから、自社の農産物を使ったクラフトビール造りをスタート。作物だけではなく、商品として消費者に届けることで、長野ブルワリーがつくったクラフトビールが新たな地域文化として根づいていくことを目指しています。

「うちにとってのクラフトビールは“つくり手のこだわり”もありますが、なによりも“地域の特性を活かした商品づくり”を意識しています。近い考え方は『テロワール』。もともとワイン造りの考えですが、クラフトビールにもそれを活かせるのではないかと考えています」と荒井さん。
地域の自然や農地を次世代へつなぐ第一歩として、クラフトビール造りに挑戦しています。
醸造所でつくったビールをすぐ隣のタップルームで
「NAGANO BREWERY」のクラフトビールは、自社栽培のホップと国産の麦芽が主原料。副原料として自社栽培しているフルーツを加えています。

「門出(かどで)」400ml:1200円、200ml:800円
タップルームでは、生ビールを提供。柑橘系とスパイシーな香りが混ざり合う複雑なアロマと、軽やかな飲み口、キリッとした喉越しが特長です。「一杯目にぜひ飲んでほしい!」と荒井さん。近日販売予定の瓶ビールは、往生地が童謡「夕焼け小焼け」の発祥地ということから、夕暮れのデザイン。
ほかにも、「農家の一日」をテーマに、「ペールエール・セゾン・ゴールデンエール・スタウト」のクラフトビール4種類の醸造を計画中。6月中旬から下旬に提供予定。

ビールに合わせて「ソーセージ」(1,600円)と「フライドポテト」(600円)などのおつまみも。「ソーセージ」は長野市のトラットリア「Divertente」から仕入れています。肉肉しい食感とジューシーさがビールにピッタリ。

テラス席も完備。金曜は14時から、土・日曜は12時から営業しているため、昼飲みにもピッタリ。今後は、生食用のフルーツを販売も計画中。
(取材&text:Web Komachi編集部 田中佑人)
(長野ブルワリー)
●住所
長野県長野市往生地1341-3
●電話
026-217-8390
●営業時間
金曜 14:00~20:00
土・日曜 12:00~18:00
●定休日
月・火・水・木曜
●席数
カウンター4席
テラス席8席
●駐車場
3台
●備考
営業時間や定休日が変更になる場合はInstagramでお知らせ
●HP
https://nagano-brewery.com/
https://www.instagram.com/nagano_brewery/
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