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“白馬村唯一”の書店が、泊まれる本屋「Re:Public(リパブリック)」として復活!地元の人にとっての文化的な場所に@白馬村

公開日:2023/10/24

 欲しいものはオンラインで手に入る今の時代、偶然手に取る本との出合いは減りつつあるのかもしれません。そんな中、2014年に閉店した白馬村唯一の書店「フクシマ書店」が8年の時を経て2023年夏、泊まれる本屋「Re:Public(リパブリック)」として復活。同店の共同オーナーを務めるのは、白馬村観光局の事務局長でもある福島さん。村内最後の書店だった建物を活用して村の活性化に繋げたい、白馬村の子どもたちに多様な世界の人々のことを知ってほしいとの想いからオープンに至りました。

お店は1階が書店とカフェで、2階は一日一組限定の宿泊施設。本の販売は本棚ごとにオーナーを設け、棚を借りた人が自由に本を販売できる「ブックアパートメント」形式を採用しています。そのほか不定期で企画展やイベントの開催に、カフェでは「STARRY WINE & DELI」からナチュールワイン仕入れ、金・土曜夜限定でバーの営業、また将来的に白馬村で店を開きたい人に向けた「オープンキッチン」としての貸し出しなどを行っています。

以前は歯科院だった空間をセルフリノベした宿泊スペース。2階では宿泊者限定でスタッフが選書した本も読むことができます
泊まれる本屋”ならではの空間を愉しんでほしいと、足元に1階の書店を見下ろせる小窓がデザインされています
壁一面にならぶ本の棚主は、地元住民からApple社のエンジニアなどさまざま。インバウンドが多い白馬村らしく洋書もそろう中から、お気に入りの一冊を探してみて
カフェメニューのおすすめ「大町産ぶどうジュース 炭酸割り」(400円)。ワイン造りにも使用されるぶどうの品種「ヤマソービニオン」で作られたジュースを炭酸割りで提供しており、甘すぎず、すっきりとした味わいが特長です

「もっと興味をもってもらえるような選書やイベントを行うなど、文化的に洗練された場所にしたい」と語る共同オーナーのひとり、福島さん。単なる書店ではなく地元の文化的な場所として、再び白馬村に知の灯りをともす同店に今後も注目していきたいですね。

お店は国道148号線沿いにあり、白馬駅からは徒歩約5分。電車の待ち時間に訪れるのもおすすめです。

Re:Public
(リパブリック)
●住所
長野県北安曇郡白馬村北城7078
●電話番号
090-6793-7517
●営業時間
12:00〜18:00、
ワインバー:金・土曜17:00〜21:00
●定休日
不定休 ※詳細は公式Instagramを要確認
●駐車場
店舗隣6台
●公式Instagram
instagram.com/republic_hakuba/

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