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飾りものではなく普段使いに。実用性のある美しさを備える「ガラス工房 橙(だいだい)」の『くるみガラス』。工房にはギャラリーとショップ、カフェも併設♪@長野県東御市

公開日:2026/06/06

長野県東御市の海野宿にある「ガラス工房 橙(だいだい)」。北国街道の宿場町として栄えた通り沿い、長屋門を改装して作られたガラス工房にはギャラリーとショップ、カフェが併設されています。

代表の寺西将樹さんは、近隣の旧・丸子町(現・上田市)出身で、学生時代からさまざまなモノづくりに挑戦。なかでもガラスに興味を持ち、ガラス工房を手伝うなどしてそのおもしろさにのめり込んでいったそうです。大学卒業後はガラス製造会社に就職し、1999年に故郷へ戻るのをきっかけに独立。同じくガラス作家の奥さま・真紀子さんとふたりで開窯し、工房を構えました。

寺西さんがつくる、ほんのり淡い緑色がかわいらしい『くるみガラス』は、〈ガラスという素材で地域に馴染む作品を〉との思いで生まれたそう。自身の思う事柄をガラスという素材を使って表現し続ける寺西さんにとって、市の特産品であるクルミを使って地域に馴染む作品を作ることは自然の流れ。小さなぐいのみやグラス、鉢や皿など日常に溶け込む器をつくり続けています。



◆「くるみガラス」でつくる食器


同店がある東御市は、国内有数のクルミの産地。大正時代に天皇即位の記念としてクルミの苗木が全戸配布され、栽培が盛んになっていったそう。工房では、ガラスの原材料となる砂にクルミの殻を燃やした灰を混ぜて使用しています。


粉状にしたクルミの灰と原材料の白い砂を混ぜて1,300度の熔解炉へ。天然素材だからこそ表現できるというやさしい色合いに昔懐かしさを感じます。


まったく同じものは二度とできないおもしろさ、そして、想像を超える美しさに出会う瞬間がやりがいでもあるそうです。


サイズ感や口当たりなど、使う人の声から形を変えることもあるというレトロな色合いの食器の数々。一つひとつ手仕事で生み出されるなめらかな曲線が美しく、宙吹きならではのゆらぎが感じられます。

なお、くるみガラスの食器は、同工房のショップ以外でも購入することができますよ。

〈主な取り扱い店〉
・gallery fig (長野市)
・上田市立美術館ミュージアムショップ (上田市)
・問 tou (東御市)
・手仕事商會すぐり (松本市)



◆店舗について


店舗は橙の暖簾が目印。「橙」という店名は、ガラスを溶かす坩堝(るつぼ)がオレンジ色に輝く様子から。カフェは「実際に器の使い心地を体感してもらい、直接使い手の声を聞けるようにしたい」との思いから併設を決め、ガラスの器とともに季節の果物を使った手作りスイーツやこだわりのドリンクを提供しています。


長野Komachi2025年秋号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。


長野県の情報サイト Web Komachi

ガラス工房 橙(だいだい)
●住所
長野県東御市本海野1071-3
●電話
0268-64-9847
●営業時間
10時~16時
●定休日
火・水曜(1・9・12月は不定休)
●席数
20席
●駐車場
店舗裏に専用Pあり(5台ほど)
●HP
https://glass-studio-daidai.net/
●Instagram
https://www.instagram.com/glassdaidai/


画像・文章の無断転載は固く禁じます。
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。

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