「今度、新商品としてチョコレートを発売するんですよ」。老舗飴屋のご主人・太田さんの言葉に、一瞬耳を疑った。飴屋さんでチョコとはこれ如何に?一体どんな代物が!?
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松本市今町通りの交差点から西へ。小路をてくてく歩くと、ガラス木戸にレンガ風の風情ある建物が見えてくる。「飴の街・松本」の伝統と文化を受け継ぐ老舗の飴屋「山屋御飴所」だ。創業は寛文12年(1672年)、江戸時代から続く暖簾を13代目の太田さんが守り続ける。
「板あめとチョコの組み合わせはありだな、と思って。松本のショコラティエ・中沢さんに協力をお願いして、作っていただきました」と太田さん。老舗飴屋と気鋭のショコラティエのコラボレーションで完成したのがこちら!
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板あめをつぶ状に砕いた『板あめクラッシュ』をチョコレートで包み込んだリッチな板チョコ。その名も『カリッとショコラ』。カカオの含量に合わせて、ミルク、ミディアム、ビターの3種類をワンパッケージに。品の良いデコレートに、ショコラティエのセンスが光る。350年近い歴史を持ちながら、挑戦を続ける老舗が生み出した新商品。ぜひご賞味を。
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「karitto chocola(カリッとショコラ)」(1,620円)。カカオ41%の“芳醇な”ミルク、61%の“魅惑の”ミディアム、72%の“大人の”ビターの3種類。高級チョコレートの中に、カリカリ食感の板あめクラッシュが混ぜ込んであり、「カリカリとろっ」とした新食感が楽しめる。パッケージは、マスクケースにも利用できるアイデア品!
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チョコレートの製造は、(株)クール・ショコラ(松本市)のショコラティエ・中沢澄子さんが担当。「キャンディ入りのチョコレートというのはあまり聞いたことがなく、珍しいと思います。上質なチョコの滑らかさと板あめクラッシュのカリカリ感とのハーモニーがとても楽しい、新食感のチョコレートが出来ました」と中沢さん。
「山屋御飴所」は、第5代将軍徳川綱吉の時代から、松本の地で飴づくりを始めた老舗飴屋。定番商品につく『堂々』のネーミングは、お侍さんが「威風堂々」と歩く姿から付けられたという。
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