6/3(月)オープン！通勤前に、仕事の合間にほっと一息。「にじ色キッチン（にじいろきっちん）」朝はおにぎり専門店＆ランチ･スイーツ･喫茶まで！お気に入りの時間を見つけてみて＠長野市

長野県庁前におにぎり･ランチ･喫茶（スイーツ）を提供する「にじ色キッチン」が2024年6月3日(月)にオープン！仲良し主婦ふたりが開業したお店で、あたたかい家庭料理を楽しむことができます。メニューによって提供時間が異なり、かわいらしい見た目＆ボリューム満点のおにぎりは朝ごはんに、週替りで提供する定食･丼物はランチに、喫茶（7月から開始予定）はおやつタイムに！こだわりが詰まったお店やメニューについてご紹介します。

【INDEX】
◆だれでも受け入れてくれるお食事処「にじ色キッチン」について
◆冷めてもおいしいごはんを！メニューのこだわり
・おにぎり
・定食･丼物
・喫茶（スイーツ･ドリンク）
◆店舗DATA

だれでも受け入れてくれるお食事処
「にじ色キッチン」について

「にじ色キッチン」店主の高見澤（たかみさわ）かおるさん（右）と、春原（すのはら）まどかさん（左）。おふたりは同学年のお子さんをもつママ友。
10数年前から、高見澤さんは得意な料理、春原さんは菓子店での経験を生かした飲食店をオープンしたいと考えていたそう。ふたりで話していくうちに、お互いが“一緒にお店をやりたい！”と感じ、同店の開業に至りました。

店名には、海外で広く伝わる、種族や性別によらず【どんな人でも受け入れる】という意味の虹色が、意思表示として名付けられています。「人がたくさん集まる長野県庁前で、だれでも受け入れられるお店にしたい」とお話してくれました。

「自分の子どもに食べさせるような想いで、栄養たっぷりのおいしい料理を提供しますよ～！」と高見澤さんと春原さん。エネルギッシュなおふたりとおしゃべりしながら、また、仲の良いおふたりの様子を眺めながら食事をするのも楽しそう♪

冷めてもおいしいごはんを！メニューのこだわり

同店ではランチのほか、焼き菓子やケーキなどのスイーツやドリンクを提供する喫茶メニュー（7月以降提供予定）も用意されています。提供時間が異なるおにぎり、定食･丼物、喫茶のほか、1日を通してその週の定食のメインを中心とした惣菜やお弁当も販売予定だそう。
おにぎりやランチメニューのこだわりは“お米”。おふたりは、忙しくてすぐにごはんを食べられない人でもおいしく食べられるように、【冷めても、時間が経ってもおいしいお米】を目指しており、長野県内産のミルキークイーンを中心とした同店オリジナルブレンドで提供されています。

●おにぎり【提供時間：7時30分～9時】

おにぎりは1個200円～300円で、メニュー考案担当は春原さん。具がはみ出すほど迫力満点な「スパム」（300円）や「から揚げ」（300円）のほか、仕入れによって具材が替わる「まぜ込み」（250円）など、彩り豊かなおにぎりがそろいます。日によって異なるお楽しみメニューもあるとか！

おにぎりは通常、テイクアウトのみ＆平日朝7時30分～9時までの販売ですが、毎週月曜日（オープン日の6/3を除く）は【おにぎりの日】と題して、おにぎり販売に加え、ランチタイム（11時～14時）のイートインでおにぎりと味噌汁のセットが提供されます。テイクアウトでは出合えない、醤油ベースのタレに漬けた半熟たまごが入った「ばくだん」などの特別メニューが登場予定です！

またおにぎりに加えて、惣菜メニューとして「コロッケ」（200円）も用意。コロッケをコッペパンのように半分に切って、ポテトサラダやたまごサラダを挟んでいます。春原さんは大阪府出身で、関西では主流の食べ方なんだとか。

●定食･丼物【提供時間：11時～14時】

定食･丼物メニューは週替りで、メニュー考案担当は高見澤さん。定食のメインや丼の具材が替わっていきます。オープン当初のメニューは「鳥の豆豉（とうち）蒸し」（6/3～6/7）や、「もつ煮」（6/11～6/14）、「豚と野菜の蒸し物」（6/18～6/21）。
日本全土から海外までおいしいものを食べ歩いてきたという高見澤さんは、調味料を海外で買い付けるほど、料理の研究が大好き！テーブルにはアンケート用紙が置かれる予定で、「おいしかった」や「あれ食べたい」など、高見澤さんのおすすめ料理ほか、リクエストを受けてメニューを決めていくそうですよ。

取材時にはオープンの週（6/3～6/7）に提供される「鳥の豆豉蒸し」をいただきました。鶏肉を黒大豆でできた豆鼓味噌のタレで1晩漬け、蒸した「鳥の豆豉蒸し」をこだわりのお米にのせた丼物です。まずはそのまま、その後は温玉や七味をかけて食べるのがおすすめだそう。
甘辛く仕上がった豆鼓味噌のタレが鶏肉によく染みていて、蒸しているからほろほろと柔らか！小鉢2種と漬物、味噌汁の具材は、高見澤さんの畑でとれたものを中心に新鮮な野菜を使用。今朝とれたという春菊の和え物は苦みがなく、さわやかな香りが鼻を抜けていきます♪

●喫茶（スイーツ･ドリンク）【提供時間：14時～16時】

喫茶は7月から開始予定で、スイーツのメニュー考案担当は春原さん。季節の果物を使用した焼き菓子や生菓子、それに合うコーヒーや紅茶、自家製ジンジャーエール、モクテルなどのドリンクが提供される予定です。
画像は定番メニューとして常時提供予定の「レモンケーキ」。レモンの皮を練り込んだ、しっとり＆ふっくら軽やかなスポンジ生地に、レモンシロップを使用したアイシングがかかっています。夏みかんのピール、ピスタチオ、レモンの皮などトッピングも鮮やかで、さっぱりとした味わいのケーキです。

お店の場所は長野県庁前交差点、ロワール丸ビル（通称丸ビル）と「ニッセイ･ライフプラザ 長野」（日本生命長野県庁前ビル）の間の道をはいったところ。店名が入ったのれんは手作りなんだとか！

店内はカウンターが14席。キッチンカウンターが5席あり、賑やかな高見澤さん･春原さんとお話しながら食事を楽しむのもおすすめです！
その日ごとに用意される特別おにぎりや、週替りの定食メニュー、今後追加予定の喫茶メニューなど、まだまだお楽しみがもりだくさんの「にじ色キッチン」。これからが待ち遠しいですね♪

〈text&photo（一部を除く）：くりたかりん、photo：長野こまち〉