1921年の創業以来、テーブルウェアやコーヒー器具を手がけてきた耐熱ガラスメーカー「HARIO(ハリオ)」の直営店「HARIO CAFE(ハリオカフェ)」。藤田嗣治の作品だけを展示する「軽井沢安東美術館」に併設し、芸術鑑賞の余韻に浸れるスポットです。
季節のブレンドやシングルオリジンなど、4種類ほどそろうコーヒーは、焙煎度合いだけでなくハンドドリップまたはサイフォン式を指定できるので、好みの一杯をカスタマイズして楽しんで。
同店限定の「軽井沢ブレンド」は、カカオのような風味とキャラメルのような甘みを感じるコク深い一杯。コーヒーだけでなく、焼きたてバゲットのサクサク食感を楽しめるサンドイッチも名物です。
メニューができあがるのを待つ間、オープンキッチンでコーヒーの抽出風景を眺めたり、店内に並ぶ「HARIO」製品や美術館とコラボしたガラスアクセサリーをチェックしたりと、ゆったりと過ごせそう。
音楽ホールや公園が点在する閑静なエリアにあり、日本ではじめて画家・藤田嗣治氏の作品だけを常設展示する美術館「軽井沢安東美術館」内に併設。※カフェは美術館入館料は不要です
レンガ造りの美術館棟に囲まれた中庭を望む眺めのよい特等席。天気のいい日は、中庭がさらに特等席に。アートで感性を刺激した後、のんびりと癒しの時間を満喫してみて。
コーヒーの抽出は、ハンドドリップまたは、サイフォンを選択できます。サイフォン式の場合、最初のひと口は熱々で、徐々に変化していく味わいを堪能できます。
「クラシックショコラセット」1500円
コーヒーとのバランスがよい厳選スイーツ。東京「パティスリーISOZAKI」のクラシックショコラはカカオの豊かな香りと口どけの良さが魅力。
「バジルチキンチーズ ホットサンドセット]」1300円
ジューシーなチキンのサンドは、とろけるチーズとバジルの香りがたまりません。ハムチーズも人気。
「カフェオレ アイス」900円
ダークチョコのような風味の深煎りダークブレンドと成分無調整ミルクを合わせ、見た目も美しい一杯。
「焙煎や抽出器具によるコーヒーの違いを分かりやすく伝えたい」と、毎月コーヒーセミナーも開催しているのだとか。
世界のバリスタが愛用する「HARIO」のコーヒー器具も豊富にラインナップ。カフェでも使用している浸漬式ドリッパー「スイッチ」は誰でも均一に抽出できる優れモノ。
藤田嗣治の世界をイメージしたコラボアクセサリーも!藤田のロイド眼鏡や《金地の聖母》(1960年)に描かれた装飾模様をモチーフにしたアイテムは同店限定。
※この記事は長野Komachi2024年6月号カフェ特集に掲載されたものです
(ハリオカフェ かるいざわあんどうびじゅつかん)
●住所
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43‐10
●電話
0267-46-8066
●営業時間
10:00~17:00
●席数
40席
●定休日
年末年始
●駐車場
なし ※隣に町営の駐車場あり
●交通アクセス
軽井沢駅北口より徒歩8分
●備考
HARIO CAFEは美術館入館料は不要
●HP
https://hariocafe-lwf.com/
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