北海道出身の店主が手掛けるスープカレーを堪能できる「スープカレー オハウ」がオープン。美容健康におすすめ!野菜たっぷりであっさり食べやすいヘルシーなランチを楽しんで@長野市
世界一を目指す精密ばねメーカーが手掛ける「MIKURO CAFE(ミクロカフェ)」がオープン!ここでしか味わえない濃厚ソフトクリームやコーヒーを高級感あふれる広々空間で@長野県諏訪市
公開日:2024/10/02
諏訪湖のすぐ近く、諏訪市高島にある株式会社ミクロ発條の本社工場1Fに「MIKURO CAFE(ミクロカフェ)」が2024年8月20日オープン。
株式会社ミクロ発條はボールペンのばね市場で世界トップシェアを誇り、ほか半導体・電子など多岐に及び精密ばね製造を行うメーカーです。2024年に創業70年を迎えたことをきっかけに本社工場を諏訪市内で移転し、8月20日に本格始動しました。そして1Fエントランスには誰でも気軽に利用できるカフェを開業。「ばね屋さんのコーヒー」や、ばねの形を模したコーンが特徴の「珈琲ソフトクリーム」が看板メニュー。ここでしか味わえない、ばねの会社ならではのメニューがそろいます。
【INDEX】
▶諏訪市民が気軽にくつろげる場所に。「MIKURO CAFE」のこと
▶どこに座っても特等席。高級感ある店内でゆったりと
▶創業70周年!精密ばねメーカー株式会社ミクロ発條のこと
諏訪市民が気軽にくつろげる場所に。「MIKURO CAFE」のこと
諏訪市小和田から諏訪市高島へ本社を移転し、2024年8月に稼働を開始した株式会社ミクロ発條の本社工場。諏訪市中心街への移転となったことから、《市民の皆さんにここに来てくれて良かったと喜んでもらえるように》という想いで1Fはカフェとして一般向けに開かれています。
「MIKURO CAFE」の運営は茅野市にある「喫茶 蓼科アイス」を営む株式会社鎌倉販売店が行っています。代表取締役の鎌倉功さんにお話を伺いました。
コーヒーは丸山珈琲の豆を使用したオリジナルブレンドで「ばね屋さんのコーヒー」(390円)を提供しています。オリジナルのブレンドは深煎りで、数種類用意しミクロ発條の社員全員で試飲会を行い人気投票の結果、最終決定されたそう。軽やかな香りが広がり、後味はすっきりとした味わいです。
同店はその「ばね屋さんのコーヒー」を使用した「珈琲ソフトクリーム」(500円)が看板メニューなんだそう!
ソフトクリームはコーンとカップが選べますが、おすすめはコーン!ばねをイメージした炭入り&メープル風味のコーンです。舌触りなめらかで、ほろ苦く香るコーヒーとミルクが合わさり、まろやかな味わいです。「喫茶 蓼科アイス」でも提供されている「濃厚バニラソフトクリーム」(450円)もこちらで味わうことができますよ。
▶「喫茶 蓼科アイス」の「濃厚バニラソフトクリーム」掲載の記事はこちら!
数量限定の「グリークヨーグルト」(1,100円)もおすすめメニュー。半年かけて研究を重ね、もっちり食感に仕上げた水切りヨーグルトに季節のフルーツ、オリジナルグラノーラ、コムハ二ー(巣蜜)、ココナッツフレーク、カカオニブがトッピングされています。現在は季節のフルーツに茅野市「あいまりファーム」のいちご、小布施産のナガノパープルが使用されています。
ヨーグルトは加糖されておらず、さわやかな風味ながらもっちり食感でコクのある味わい。はちみつやフルーツの甘味を存分に楽しむことができます。ポリフェノールを含むカカオニブやビタミン豊富のココナッツなど、美容・健康にもおすすめのスイーツです。
ほかカフェで提供されるケーキやクッキーなどのスイーツは富士見町にある「菓子工房 キャトルセゾン」のもの。コーヒーと一緒にゆったりとカフェタイムを楽しんで。
今後モーニングやランチに利用できる軽食メニューも準備中だとか。どんなメニューがいただけるのか楽しみですね♪
どこに座っても特等席。高級感ある店内でゆったりと
入口入ってすぐ左にある木目調のカウンターにてメニューを注文&受け取り。店内は真っ白な空間にゆったりとした間隔で家具が配置されており、高級感を演出しています。
白を基調としたリゾート感のある明るいテラス席も用意。風を感じながらゆったり過ごしてみて。
諏訪市役所裏玄関側の向かいに入口があります。カフェの駐車場は16台。
(ミクロカフェ)
●住所
長野県諏訪市高島1-21-16 ミクロ発條1F
●電話番号
0266-79-2252
●営業時間
9時30分~17時30分(17時15分LO)
●定休日
土・日曜
●席数
18席、テラス20席
●駐車場
16台
●備考
カード可、電子マネー可
https://www.instagram.com/mikuro_cafe/
創業70周年!精密ばねメーカー株式会社ミクロ発條のこと
株式会社ミクロ発條 代表取締役社長の小島拓也さんにお話を伺いました。
1954年創業の株式会社ミクロ発條は精密ばねの製造メーカー。世界最小クラスの極細線ばね加工技術を持ち、同社の製品は半導体・文房具・電子・車載・医療等関連部品に使用されています。特にボールペンのばね市場では国内の7割くらいを占め、トップシェアを誇ります。
世界を牽引する存在に!2020年~リブランディングがスタート
そんな株式会社ミクロ発條は2024年で創業70周年を迎えました。
経営ビジョンは《あらゆる困難にもへたらず、世界一のばねでお客さまをとりこにする》。海外からの製造機械取り入れやフィルムカメラの衰退など、時代の変化を受けながらもお客様のニーズに合わせて「できないと言わない」をモットーに走り続けてきました。
困難に挑戦し続けてきたことで世界シェアの製品も増え、会社も大きく成長したことから、次のステップとしてこれからは世界の微細ばね業界を牽引する存在となるため、2020年からリブランディングがスタートしました。
変化がわかりやすいのが、同社の象徴として掲げられてきたブルドッグのキャラクターとロゴマーク。
ブルドッグのキャラクターが生まれたのは1997年。当初は会社の規模も小さく、どんな要望にもまずは挑戦してお客さまを離さない!と言う考えでばね製造を行っていたそう。そこで、獲物を噛んだら離さない強力な顎をもつ特徴と見た目の愛くるしさから、ブルドッグを会社イメージに掲げました。
2021年に出来上がった現在のロゴマークは、愛嬌のあるブルドッグスピリッツはそのままに、創業から掲げてきた、微細ばねでトップを目指す意味を込めたロゴマーク『μ(ミクロン)記号』をブルドックと合体させたNewロゴマークとして生まれ変わりました。
Newブルドッグのロゴマークはカフェの至るところに。コーヒーやスイーツと一緒におしゃれに撮影できるフォトスポットとしても人気なんだとか!
カフェをはじめ洗練された雰囲気の本社工場。夕方になると社屋3Fが照らされ、幻想的な雰囲気に。諏訪の中心でやさしく灯る新しいシンボルになりそうですね。
〈text:くりたかりん、photo(一部を除く):長野こまち〉
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