得も言われぬ十割そばの香りに浸る「信州手打蕎道 奈賀井（ながい）」発芽田舎そばを求め全国から客が訪れる名店【信州そば-上田エリア】＠長野県上田市

長野県上田市の歴史ある湯治場「鹿教湯温泉（かけゆおんせん）」から車ですぐの国道254号沿いに建つそば店「信州手打蕎道 奈賀井（ながい）」。

父子二代で営むこの店は、東信地域における十割そばの先駆け。理想の粉を求めて電動石臼を自作した父と同様に、息子の将輝さんも職人気質。気温や湿度に応じて打ち方を変えるこだわりようで、十割とは思えぬのど越しを実現しています。更科や丸抜き、炭そばなど6種のそばは各々個性が光るが、玄蕎麦を発芽させた「発芽田舎そば」は香りが極上。これを目当てに全国から客が訪れています。

「発芽田舎そば」1450円
玄蕎麦のまま発芽させているため、栄養素、香りともに豊か。

「三色そば」1,570円
更科、丸抜き、田舎の王道三種の食べ比べで香りの違いを確かめて。

そばの酸化を防ぎ、香りを引き出したいと、安山岩を削り出して自作したという電動石臼。

各地で腕を磨いた将輝さんがそば打ちを担当。取り寄せにも対応しています（4人前3,800円～、送料別 ※取り寄せの場合に限り玄挽き二八蕎麦を用意。

吹き抜けの天井では、古民家から譲り受けた梁が重厚な趣きを漂わせています。店主の家に受け継がれてきた茶箪笥や振り子時計など、調度品からも歴史を感じさせる店内。

※この記事は「信州のうまいそば」（2025年4月27日発売）に掲載されたものです。通信販売はこちら。

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