9/28(土)～12/22(日)上田市立美術館にて『PRINTS&CRAFTS UEDA』開催！最前線のグラフィックアートやキュンとする工芸品に出合えるアートフェスティバル＠長野県上田市

9/28(土)～12/22(日)の約3か月間、サントミューゼ 上田市立美術館をメイン会場に『PRINTS&CRAFTS UEDA』が開催されます。

「版画（PRINT）」と「農民美術（CRAFT）」にまつわる展示やワークショップを通し、新たな表現や発見を楽しむアートフェスティバル。

大正～昭和にかけて上田の地で美術運動を展開し、農民などの市井の人々にも美術作品を作る楽しさを教えた山本鼎(やまもとかなえ)のコレクション展示に加え、気鋭の若手作家たちの作品や全国の美大生によるフレッシュな作品が集まり、版画と上田ゆかりの工芸品の「歴史」と「いま」に触れることができます。

シルクスクリーンやスタンプを使って自分で作品を作れるワークショップや、子供でも参加できるイベントもあります。

展示やイベントが目白押しな、まさに“お祭り”な３カ月間を、
「であう」「めぐる」「ふれる」の3テーマに分けてご紹介します。

フェスティバル期間中なら最大6回まで有料展覧会に入場できるお得な共通券や、ミュージアムグッズがもらえるスタンプラリーの情報もあるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

であう

メインとなる「第9回山本鼎版画大賞展」と「第49回全国大学版画展」の出展作品だけでも300点以上が展示される同フェスティバル。
その展示内容は大きく分けて「版画」と「農民美術」のふたつ。
色々とめぐってお気に入りの作家との出合いを楽しみましょう♪

印刷技術を用いて表現される視覚芸術として、平面だけではない意欲的な作品も多く登場している「版画」の展示は、3年に一度のコンクールにて選ばれた気鋭の作家の作品が集まる「第9回山本鼎版画大賞展」や全国の美大生の瑞々しい感性の作品に触れられる「第49回全国大学版画展」など。

▲左：【山本鼎版画大賞展第9回大賞】張 雨倫《88512963》 ／ 右：[全国大学版画展第48回優秀賞]鈴木晴絵《あなたのための森》

「版画」とであいたい人はこちら！
▶第9回 山本鼎版画大賞展　9/28(土)～11/17(日)
▶山本鼎版画大賞展 歴代大賞作品展示　9/28(土)～11/17(日)、11/30(土)～12/22(日)
▶第49回 全国大学版画展　11/30(土)～12/22(日)
▶版表現新進作家展　11/30(土)～12/22(日)

また、かつて農民たちが冬の間の副業として作っていた「農民美術」は、ころんとしたフォルムと木のあたたかい雰囲気が愛らしく、「木片(こっぱ)人形」や「鳩の砂糖壺」などの生活雑貨が今でも人気。
伝統的なモチーフの作品だけでなく、現代のインテリアにも対応できるよう模索した作品までが集結した、「農民芸術」の歴史と今を知ることができる展示に注目です！
そしてミュージアムショップでは関連したかわいいグッズもならびます。

「農民美術」と出合いたい人はこちら！
▶第59回 農民美術作品展　10/5(土)～10/14(月)
▶山本鼎コレクション展示
▶上田市立美術館ミュージアムショップ

＼Pick up／

ふれる

さらに同フェスティバル開催中には、自分で制作にチャレンジできる企画も用意されています。
たとえうまくいかなくても唯一無二の味わいになるのが版画の良いところ。展示をめぐり、たくさんの作品にであってインプットをしたら、自分だけの作品づくりにも、気軽にチャレンジしてみて。
さらに創作の背景や思いに直接触れられる、作家さんが参加するトークセッションやギャラリートークも開催されます。

めぐる

魅力的な展示や企画が目白押しの同フェスティバルのおすすめの楽しみ方のひとつが、各展示･イベントを“めぐる”こと。
なかでも注目なのが、「PRINTS & CRAFTS UEDA 共通券」を購入することで参加できるスタンプラリー。
展示会場にあるスタンプポイントをめぐったり、イベントに参加することでスタンプがもらえて、ためた点数に応じてミュージアムグッズのプレゼントや、ショップやカフェで使える割引特典がもらえちゃいます！

しかも期間中に開催される有料展示に最大6回まで入場できる「PRINTS & CRAFTS UEDA 共通券」(700円)は当日券よりもお得。
「共通券」を買って、よくばりにフェスティバルを満喫しませんか？