12/5(木)オープン!「中華そば 朧月夜(おぼろづきよ)」松本の人気ラーメン店が上田市へ移転リニューアル!メニューも一新して毎日食べたい上田ならではの味を堪能して@上田市
7/18(火)オープン。麒麟児・星博仁氏の8番目にして最後の弟子による『麺道 金獅子(きんじし)』。地元上田市に水鶏系清湯&濃厚鶏白湯を供するラーメン店を開業
公開日:2023/07/17
和食の世界で板前として腕を磨いた後、ラーメン店の店長等を務め、その後、長野市の名店「麺道 麒麟児」の星博仁氏に師事した成田玲衣(れい)さん。麒麟児での2年半の修業を終えて、2023年7月18日(火)上田市上田原に、晴れてラーメン専門店「麺道 金獅子」をオープンさせます。
上田市出身のご主人・成田玲衣さん(写真中央)とそのご家族。玲衣さんと共に奥さま(写真左)もスタッフとして「金獅子」を支えます
生活道路かつ駐車場が充実した物件を探す中で出合ったという店舗。「やきとりの扇屋」の跡地、「ゆうきと寿し」(元きときと寿し)や「千曲フルーツ」の向かい。夜はアルコールやおつまみメニューもお目見えする予定です
「板前として過ごす中、裏方として今後も働き続けることに違和感を持つようになって、皆に愛され、敷居の低いラーメンの世界に惹かれるようになりました」と成田さん。しかしラーメンの持つジャンクなイメージに抵抗もあったそう。「綺麗なラーメン」「繊細なラーメン」「一杯に重みのあるラーメン」…。そんな和食の世界と繋がるラーメンを模索する中で、麒麟児・星さんと出会いました。星さんの生き方や考え方に触れる中で「この人の下でやっていきたい」という想いが募りました。「考え方にはかなり影響を受けました。星さんは常に未来を視ていて、行動は先の先まで計算されています。店の造りや動線には一つひとつ意味があり、湯切りひとつの意識に至るまで多くを学ばせていただきました」と話します。
写真は「熟成醤油そば」(950円)
提供されるラーメンのラインナップにも修業先のエッセンスが残ります。清湯系の中華蕎麦は「熟成醤油そば」と「帆立の塩そば」の2種類。スープは鶏と水だけで構成されるいわゆる“水鶏系”です。全国から厳選された地鶏のガラや名古屋コーチンの骨、モミジなどを使用し、麒麟児以上に出汁の濃いスープを目指しました。醤油ダレにはミシュラン掲載店にも選ばれる再仕込み醤油「玄」や地元「丸正醸造」(松本市)の醤油を使用。塩ダレには帆立を使用しオリジナリティを演出します。麺は「麒麟児」や兄弟子の「千鶏」と同様「酒井製麺」(長野市)から仕入れ、歯切れのよい細ストレート麺を採用しました。チャーシューは豚肩ロース、ロース、鶏ももの3種類を愉しめます。揚げエノキのトッピングも珍しいですね。
一方鶏白湯ラーメン「鶏そば」は唇にペタペタ感が残るほど濃厚な仕上がり。こちらも鶏と水だけで構成され、口当たりの滑らかさと奥行きのある味わいを堪能できます。麒麟児での修業時代に鶏白湯メニューのスープを任されていた成田さんによる一杯とあって期待も高まりますね。
トッピングのイチオシは「海老雲呑(ワンタン)」。店主が仙台の「らーめん本竈(ほんかまど)」で出合い衝撃を受けたという雲呑を再現した逸品です。「特上」トッピングは和牛、豚バラ、鶏ムネのチャーシュー、雲呑、味玉が加わります。デフォルトのチャーシューと合わせて全6種類のお肉を味わえるスペシャル版。食べ比べてみるのも楽しそうです。
店内にはカウンター7席と小上がり席8席を備えます。麒麟児や千鶏を彷彿とさせる割烹風のカウンター席が印象的
麒麟児・星さんにとって8番目の弟子に当たる成田さん。麒麟児では限定ラーメンの開発なども担い、星さんからの信頼も厚い実力者です。星さんは今後独立を前提とした弟子は取らないと明言されており、成田さんは実質最後の弟子に当たります。星さんにコメントを求めると「上田で革命を起こすと言った以上、旋風を巻き起こしてください!」と成田さんへ熱い激励を送ってくださいました。
2023年の信州ラーメンシーンにおいて、最も話題のニュースのひとつと言って過言ではない「麺道 金獅子」の開業。今後、修業元の「麺道 麒麟児」や兄弟子「麺道 千鶏」とのコラボ企画などもあるかもしれません。「金獅子」の今後の動向から目が離せませんね!
●オープン日
2023年7月18日(火)
●住所
長野県上田市上田原1112-1
●電話番号
0268-75-2112
●営業時間
11時~14時30分LO、18時~21時LO
●定休日
水曜
●席数
15席
●駐車場
16台
https://twitter.com/mendoukinjishi
https://www.instagram.com/mendou.kinjishi/
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