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「おやつと喫茶のお店 菓秀 (かしゅう)/喫茶ハル」1/31オープン!食感まで美味しい焼き菓子やプリンを楽しめるショップと素敵な時間が流れるリノベカフェ@長野県須坂市

公開日:2024/02/06

長野県須坂市にカフェと焼き菓子のショップ「おやつと喫茶のお店 菓秀 (Kashu/かしゅう)」「喫茶ハル」が、2024年1月31日にオープン。

お店を営むのは須坂が大好きだという長野市出身の寺島さんと松田さん。素材を感じられるパウンドケーキやレモンケーキ、クッキーなどの焼き菓子をはじめ、季節のロールケーキなどのおやつがそろい、いずれもカフェとお持ち帰りで楽しむことができます。さらに、カフェ限定スイーツとしてビターなカラメルを合わせた自家製プリンも提供。
焼き菓子1個を気兼ねなく買いに来てもらえるような、身近な気軽さを大切にしたショップ&カフェです。



《Index》
おやつ担当・松田さんとカフェ担当・寺島さん
ショップとカフェで楽しめる焼き菓子とおやつ
心地よい小さなカフェとカフェ限定プリン
駐車場の場所とお店のデータ


八百屋や住居として使われていた古民家をリノベーションした「おやつと喫茶のお店 菓秀/喫茶ハル」。

お店を営むのは、寺島千晴さんと松田真秀さん姉妹。

お菓子は妹の松田真秀(まほろ)さんが担当。お菓子の作り手になったきっかけは、県外の自家焙煎コーヒーを出すカフェで接客業に携わっていく中で、〈コーヒーと甘いもの〉という美味しい組み合わせの魅力に再認識し、「お菓子を作る側になりたい」と思ったから。
同店の系列カフェで、カジュアルなお菓子やプリンなどを担当し、その後も県外の複数店舗で焼き菓子やプリン、生ケーキなどで作り手としての経験を重ねます。そんな頃、姉の寺島さんが「一緒にお店をやろう」と誘ったことを機に、松田さんも長野に帰郷。県内北信エリアのお菓子店やカフェでお菓子担当として働きながら、委託販売やマルシェ出店などの個人の活動もスタート。寺島さんは店舗探しやコーヒーなどのドリンクを学ぶなど、姉妹で開業に向けて本格的に始動する中、1年程前に現在の店舗(当時空き家)に出会ったのだそう。
須坂市は姉妹でよく遊びに訪れていた大好きな場所。「お店のお客さんにも須坂のことを伝えたい。須坂は美味しいところもたくさんありますし、盛り上げたいんです」と寺島さん。

お菓子の製造所をつくりたいという松田さん。
「おやつと喫茶のお店 菓秀」と「喫茶ハル」という2つの店名を掲げているのは、カフェ空間はあくまでもひとつの場所と捉えているから。いずれは、お菓子の通信販売や寺島さんが好きな日用品なども扱ったりしたい等、自分たちのやりたいことを叶えていくために考えたお店の在り方なのだそう。

「コーヒー1杯、お菓子1つからでも、なにかの合間にお気軽に立ち寄ってください」と寺島さんと松田さん。
取材中、降り出した雪に「雪の須坂もいいんですよ」とうれしそうに話していた姿が印象的でした。




ショップ&カフェで楽しめる
やさしい焼き菓子や季節のおやつ

「甘すぎるお菓子は苦手」という松田さんが作るおやつは、余計なものを加えず、できるかぎり自然の美味しい材料を用いて作られます。甘さの加減も本当に絶妙で、きび砂糖とてんさい糖を積極的に使うなど、「また食べたい」と思える味わいが魅力。
店頭に並ぶ焼き菓子と季節のロールケーキ(要冷蔵)は、お持ち帰りでもカフェでも楽しむことができます。
また、木曜限定で月替りおやつも登場。2月はマフィン。Instagramで発信されるのでチェックしてみてくださいね。

ショーケースには「チョコレートブラウニー」や、お店の定番商品「カルダモンとココアケーキ」と「レモンケーキ」に加え、この日は「いちじくと紅茶」のパウンドケーキが並んでいました。焼き菓子のケーキは厚切りスタイルです。

ナッツやスパイスや全粒粉を取り入れたクッキーは、素材の風味がしっかりしており、ザクザクとした食感も魅力です。

「スパイスクッキー」1枚入180円・4枚入400円
シナモンやジンジャー、ナツメグを加えたクッキー。甘味はてん菜糖を使用。ザクっと食感が美味しく、スパイスが穏やかに調和しているので噛むほどに奥深い味わいが広がります♪

「カルダモンココアケーキ」400円
ふわっとカルダモンのいい香りに包まれる、しっとり食感の焼き菓子は定番商品の1つ。カルダモンの風味とココア・カカオマスなどを使用した甘さ控えめのココアケーキの相性は絶妙。有機チョコレートのしっとり軽い食感もアクセントに。また、コーヒーとの組み合わせも最高です。

「チョコチップとココナッツクッキー」320円・640円
おみせの定番商品の1つ。やわらかなココナッツと全粒粉、太白ごま油の風味が広がるクッキーは、ザクザクとした食感の後に来る塩味も美味しい。やわらかな有機チョコレートもいいアクセントです。

ドリンクは寺島さんが担当します。コーヒーや自家製スパイスレモネード、ジュースなど、ドリンクだけのお持ち帰りも大歓迎。




心地よい小さなカフェ
 とカフェ限定のプリン

八百屋の看板が掲げられていた古民家をリノベーションしたカフェは、どこか懐かしさを感じられる古くていいものと、新しいものが調和する空間。カフェではお店で販売する焼き菓子や季節のスイーツ(現在は苺のロールケーキ)、ドリンクのほか、カフェ限定のプリンをいただくことができます。

「プリン」500円
平飼い卵やてんさい糖などで作るプリンは、素材の味をいかしたシンプルながらコクのある美味しさ。たっぷりのビターなカラメルに加え、甘みを控えた生クリームとイチゴが華やかな風味をプラス。

コーヒーに好きな焼き菓子を添えて、ひと息つくのも至福のひととき。

長野市の「平野珈琲」の珈琲豆を使用。取材時の豆はエチオピア ウォッシュドの中深煎り。酸味は控えめで比較な軽い口当たり。フルーティーのような甘さを楽しめました(個人の感想です)。

6席のみのカフェ空間。
店内には日本や海外の風合いのある古道具や家具が配されています。

漆を塗る前のお椀を使った照明は特注品(画像左)。コーヒーサイフォンの一部を用いた照明や大正時代のレトロガラスを使った照明(ともに画像右)のほか、ドイツで使われていたデスクライトなど、インテリアもおしゃれです。

絵本も置かれていますよ。子どもとお散歩ついでに立ち寄ってみるのも素敵な時間に。



駐車場は徒歩1分ほど

駐車場はお店から徒歩で1分ほど。月極め駐車場の「J」と「K」※青い車が停まっている場所。
「長野県立信州医療センター」側(406号線)から劇場通りを南下すると、間もなく右手に店舗。道なりに直ぐの小さなクランクを曲がると左手に画像の駐車場があります。

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

おやつと喫茶のお店 菓秀/喫茶ハル
(おやつときっさのおみせ かしゅう/喫茶ハル)

●住所
長野県須坂市須坂136
●電話
026-400-1803(2/20開通予定)
●営業時間
11:00〜16:00
※喫茶ハル→おやつ15:00LO、ドリンク15:30LO
●席数
6席
●定休日
お菓子の販売→日・月曜
喫茶ハル  →日・月・木曜
●駐車場
2台 ※食堂東京庵の隣。JとKの場所(記事参照ください)
●備考
現金払い
●菓秀(おやつ)Instagram
https://www.instagram.com/kashikashu_/
●喫茶ハルInstagram
https://www.instagram.com/kissa__haru/



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