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本場フランス仕込みのパティシエが手がける「Pâtisserie KAGERÔ(パティスリー カゲロウ)」が11月にオープン!素材を生かしたやさしい味わいのケーキを味わって@長野県小諸市

公開日:2025/12/03

長野県小諸市に、フランス菓子の伝統を守りながら日常に寄り添うやさしい味わいのケーキを提供する「Pâtisserie KAGERÔ(パティスリー カゲロウ)」が2025年11月5日にオープン。南フランスでの修業経験を持つシェフパティシエ・コレエダさんが、素材本来の味わいを大切に、ひとつひとつ丁寧に作り上げるケーキが並びます。

店名の「KAGERÔ」は、陽炎(かげろう)が由来。光がゆらめくような温かさや、ふっと心が軽くなるような優しさを、ケーキを通じて届けたいという思いが込められています。「日常の中にそっと寄り添えるようなお店を目指しています」とコレエダさん。

木製の看板が目印。

◆南フランスでの修業&高級ホテルなどで10年以上経験を積んだパティシエ

シェフパティシエを務めるのはコレエダさん。製菓学校を卒業後、19歳のときに南フランスの都市・タルブに単身で渡り、本場のパティスリーで修業。帰国後は、高級会員制ホテルのレストランでデザートを担当したほか、松本市のケーキ店で責任者として働くなど、10年以上経験を重ねました。

その後、”たくさんの方においしいを届けたい”、”自分がイチからプロデュースするスイーツを食べてもらいたい”と考えて開業。「まずは経歴よりも、ケーキを見ていただき、食べてみたいと思っていただけると嬉しい。そして、おいしい。また食べたい!と思っていただけたら本望です」と語ります。

オープンから約1カ月、人気のケーキたち

ケーキ作りのこだわりは、素材本来の味わいを活かし、香り・食感などのバランスを大切にすること。見た目の華やかさはもちろん、食べた時に”また食べたい”と思ってもらえるように、甘さは控えめで、重くならず最後までおいしく食べられるような味を意識しているそう。

「ルビー」(680円)は、フランス修業時代に師匠から教えてもらったレシピ・技術を守って作っている、店主思い出のケーキ。サクッとしたチョコクリスピー生地に、なめらかなベルギー産のチョコレートを使ったキャラメルチョコレートムースを重ね、フランボワーズのコンフィチュールで仕上げた看板メニュー。

スイートチョコレートのムースとバニラのムースを重ね、アーモンドプードルを練り込んだ生地の表面をキャラメリゼした「サンマルク」(550円)。ムースのなめらかさとキャラメリゼのサクサク食感がくせになる、フランスの伝統菓子です。

サクッと香ばしく、ほんのりもっちりとしたクッキーシュー生地に、自家製カスタードと生クリームがたっぷりとつまった「シュークリーム」(350円)と、口にいれるととろけるベルギー産のビターチョコレートに香ばしいくるみをトッピングした「濃厚ブラウニー」(550円)。

地元の食材を使用することにもこだわっており、リンゴなど季節のフルーツを活かしたスイーツも限定で登場。取材時には「りんごのヴェリーヌ」(550円)が並んでいました。

「今後も、地元農家さんと協力して、旬の味を楽しめるケーキを増やしていきたいと思っています」とコレエダさん。また、事前予約でショーケース内のケーキをホールサイズで提供も可能。予約は公式LINEまたは店頭で受付。


白い外観が目を引く店舗。駐車場は5台完備。

長野県の情報サイト Web Komachi
取材&text:Web Komachi編集部 田中佑人

Pâtisserie KAGERÔ(パティスリー カゲロウ)
●住所
長野県小諸市御影新田1947-6
●営業時間
9:30〜17:00
●定休日
水・木曜(仕込み状況により変更になる場合あり)
●駐車場
5台
●備考
支払いは現金のみ。ケーキの予約はLINEまたは店頭にて。
●Instagram
https://www.instagram.com/patisserie.kagero/

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